決算発表

AT&Tの2021年第1四半期決算 売上〇、利益〇、予想△ = ホールド

通信大手のAT&T(T)が現地時間の4月22日に第1四半期決算を発表しました。

まずは決算概要(会計基準ベース)は以下のとおり。

売上はラテンアメリカ、ビデオ事業は前年同期比で減収となりましたが、通信事業(5.2%増)、ワーナーメディア事業(9.8増)がともに好調で、全体では2.7%の増収となりました。

注目の携帯電話契約数は59万5000人の純増で、アナリスト予想の2倍超を達成。

解約率も減少しています。

そして利益ですが、売り上げ増と買収関連費用等の減少で、1株利益は前年同期の0.63ドルから1.04ドルへと大幅な増益。

また無形資産の償却等の特殊要因による影響を除いた、いわゆるNON-GAAPベースでも御覧のとおり前年同期比で2.4%増と増益を確保しています。

さらに売上、利益ともにアナリスト予想を上回っています。

尚、こちらも注目の動画配信サービス「HBO」と「HBOマックス」で270万人の新規加入者を獲得し、両サービスの加入者数は国内で4,420万人、全世界で6,390万人に達しています。

但し、2021年通期見通しについては前回予想を据え置き。

以上、この銘柄としては久方ぶりに良い決算となりました。

もちろんその背景には、

米国市場に大きく依存するこの銘柄に、想定を上回る新型コロナウィルスワクチン接種増加によって、外出制限等の制限措置が緩和され米国経済が再開された。

というフォローの風があったことは間違いありません。

何はともあれ、売上〇、利益〇、予想△

ということでホールドです。

(高い成長率を期待してのディフェンシブ銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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