1月10日の記事で毎月愚直に作成している「次は何を買おうかリスト(配当貴族銘柄編)」のトータルリターン版を作成・公開しましたが、今回は同様にこれまた毎月作成している「次は何を買おうかリスト」のトータルリターン版を作成してみました。
トータルリターンとは
トータルリターン(Total Return)とは、一定期間内に投資商品への投資から得られる総合収益を指します。
これにはキャピタルゲイン(譲渡益)だけでなく、再投資された分配金(インカムゲイン)などが含まれます。
こうした利益の合計額を投資コスト(購入価格)で割ってパーセンテージで表すことが多く、総収益率ともいいます。
トータルリターンは、投資信託の運用成績を表す際に用いられます。
分配金を全て再投資したと仮定し、ある一定期間の分配金込みの基準価額の騰落率を年率で表します。
(SMBC日興証券HPより)
こちらは毎月作成している「次は何を買おうかリスト」をベースにトータルリターン(10年)のリターンが高い順にソートした表となります。
そしてベンチマークとして市場平均(SP500)に連動する代表的なETFであるVanguard S&P 500 ETFを追加しています。(黄色参照)
これを見ると市場平均上回る銘柄が17銘柄となっており、上位にはマイクロソフト(MSFT)やアップル(AAPL)等お馴染みの優良銘柄が並んでいる。
ただそれら銘柄を抑えて堂々第1位に輝いたのが意外や意外、半導体銘柄のブロードコム(AVGO)。
ブロードコムと言えば当ブログで再三触れているとおり優良増配銘柄。
直近の増配率の推移は以下のとおりとなっており、素晴らしいの一言に尽きる。
その上過去の10年の株価の方も御覧のとおり見事な上昇カーブとなっている。
そしてアップルを抑え第3位にランクインした家電等の量販店のベストバイ(BBY)も状況はほぼ同様。
どちらも特に日本人には極めてマイナーな銘柄ながら、世界的な優良企業とそん色ないパフォーマンスとなっている。
むろんトータルリターンはあくまで過去の実績であり過去は過去、将来を保証するものではないことは百も承知。
ただ未来を予見できない凡人投資がすがるもの、それは過去の実績。
ということで、あらためてトータルリターンを参考にしての投資も必要、と考えているところです。
以上ご参考まで。
(トータルリターンのみを妄信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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