先日地元の美術館に絵画鑑賞に行ってきました。
絵画鑑賞は趣味でもなんでもなく、また特に著名画家の展覧会が開催されていたわけでもないのになぜわざわざ出かけたか?と言えば叔父が県展で入選し、その絵が展示されていたから。
この叔父ですが、以前にも記事にしましたが奥さんとの関係が宜しくなく、切羽詰まった表情でその愚痴をこぼしに突然我が家に訪ねてくる人物。
この間約1年ぶりに「おー、これからちょっと行っていいか?」と電話があり、
「むっ、また奥さんと何かあったのか?」と身構えた当方、
「もちろんいいですけど、何の話でしょう?」と尋ねたのですが、
「行ってから話すから。」
とだけ言われ、
「いやいや、こりゃまた奥さんの件に違いない、、、、」
と暗い気持ちになったのですが、いざ話を聞いてみると、
「今年も描いた絵を県展に応募したんだけど、入選したもんでもし時間があったらいいんだが見に行ってもらえたら。」
とお菓子持参で嬉しそうに話してくれました。
てっきり奥さん関係の暗い話になるとばかり思っていたので拍子抜けしたのですが、これはおめでたい話。
ということで早速叔母も誘って出かけた次第。
入選した絵は風景画だったのですが、ひいき目でもお世辞でもなんでもなく素人目ながらとても上手に描けていると感心しました。
叔父の父、つまり当方の祖父も絵心があったと聞いていますので、その血を引いたのでしょう。(残念ながら当方がその血を受け継ぐことはありませんでしたが、、、)
一緒に美術館に行った叔母とも久しぶりに会ったのですが、叔父は80歳、叔母は70後半ですが二人とも変わらず元気そうで安心しました。
叔父叔母は当方の母親の兄弟なのですが、もう一人の叔母を含めとても仲が良く、結構頻繁に会っているようです。
母は60台前半で早世してしまったのですが、もし母が元気だったらきっと叔父は入選の喜びを真っ先に我が家に伝えにきて、母もさぞ喜んだろうなぁ、そしてきっと母と一緒に美術館に行ったんだろうなぁ、
などと想像してしまい、母がこの世にはいないことが残念で仕方ありません。
年を重ねるごとに母の記憶が薄れているのですが、叔父、叔母に会うと生前の記憶が一気に鮮明になる。
特に叔母の顔を見ると母の面影と重なって何とも言えない気持ちになります。
そして生前いかに自分が親不孝であったかを思い出し、本当に本当に申し訳ない気持ちになります。
「孝行のしたい時分に親はなし」
もし皆さんの親御さんがご存命なら、当方のように後悔しないよう、是非思い立った時に親孝行、してあげてください。
(夫婦仲の悪い親戚との距離の取り方にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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