現在米国株の配当再投資(新規投資)を一時お休みしている当方ですが、実に久しぶりにSBI証券の米国株ランキングを覗いてみることにしました。
このランキングですが、売買代金、約定件数、保有人数、保有残高別のランキングとなっていまして、やはり注目は保有人数。
ちょっと短絡的かもしれませんが人数が多いということはそれだけ人気があるとも解釈できるわけでして。
ちなみに8月14日から18日の週間保有人数ランキングがこちら。
これ正直ちょっと意外でした。
もちろんアップル、テスラ、マイクロソフト、エヌビディア、アマゾン ドットコムは理解できる。
しかしそれ以外の銘柄、コカ-コーラ、AT&T、ベライゾン コミュニケーションズ、ジョンソン & ジョンソン、プロクター & ギャンブルはちょっと意外だった。
そしてその中でも特に意外だった、いや、驚いたのがAT&Tとベライゾン コミュニケーションズ。
とここまで書けばおわかりでしょう。
アップル、テスラ、マイクロソフト、エヌビディア、アマゾンはいわゆる成長銘柄でありキャピタルゲイン狙いの銘柄。
対してそれ以外の銘柄はキャピタルというよりインカムゲイン狙いの銘柄と言える。
それはトータルリターン(10年)が市場平均を下回っていることからもわかる。
とりわけ通信銘柄は8月20日時点で市場平均(VOO)の12.27に対してAT&Tはなんと0.79、そしてベライゾンは1.79と配当分を除くとキャピタルゲイン分はマイナス、つまり株価は下落している銘柄。
それら銘柄がまさかトップ10にランクインしているとは。
と書くと、
「いやいや、そういうあなたもしっかりと全部保有しているでないの。」
というツッコミが入りそう。(汗)
確かにおっしゃるとおりですが、当方の勝手な推測で申し訳ありませんがSBI等のネット証券で米国株、それも個別銘柄に投資をする投資家って主に20代~40代ではないかと。
仮にこの推測が正しいとすると投資期間は少なくとも20年以上はある。
さらにそのような若い年代ですでに配当に軸足を移すことに意味を持つ5千万円以上の資産を保有している人は少ないはず。
にもかかわらず、トータルリターンで劣るいわゆるインカムゲイン銘柄に投資している投資家が多いという事実。
これは何を意味しているのか?
もしかしてこれから長きに渡るディフェンシブ銘柄の時代が来ると予想しての投資?
だとすればそれはそれで同じ志を持つ投資家としてとてもうれしく心強いのですが。
(ランキング上位銘柄への妄信的投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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おはようございます。
高配当の通信株については
ベテランのインデックス教の方やグロース教の方々がニワカに
高配当に釣られて買って来たり、
米国株初心者の方々が高配当に釣られて買いに
来ているんだろうなぁとちょっと醒めた目で眺めています。
配当に目を向ける方々が増えているのは良いことですが
目先の高配当ではなく、企業の実力、増配力に目を向けたら
良いなぁと。やはりこの正直者さんのプログは迷える投資家にとっての灯火ですね。ぶれない姿勢が素晴らしい。ありがたい。
ウィニングチケットさん
おはようございます。
当方も高配当への釣られ買い、と考えています。
今だから、というか経験したから言えるのですが、インカムゲイン狙いで投資年数が長く取れるのであれば利回り2~3%程度で成長力のある銘柄を選定するのがベストと考えています。