銘柄研究

いつかは買いたい銘柄のその後を追う - ハーシー

昨日、「いつかは買いたい銘柄」のうちの一つ、マコーミック(MKC)を取り上げましたが、今回好評につき(?)第2弾、ということでハーシー(HSY)を取り上げることにしました。

ザ・ハーシー(The Hershey Company)はグローバルな製菓会社である。

【事業内容】

チョコレート、スナック、チョコレートや非チョコレート菓子を製造する。

北米と国際およびその他の2つの事業セグメントで運営される。

製品には、チョコレートや非チョコレート菓子製品、ガムとミントのリフレッシュメント製品、ポップコーン、プロテインバーとクッキー、スプレッド、バーとスナックの軽食やミックス、肉スナックなどのスナックアイテムズ、ベーキング材料、トッピング、飲料などのパントリーアイテムズが含まれる。

北米セグメントには、米国およびカナダでの事業が含まれる。

海外およびその他セグメントには、北米以外での事業が含まれる。

「Hershey’s」、「Reese’s」、「Kisses」、「Jolly Rancher」、「Armond Joy」、「Brookside」、「barkTHINS」、「Cadbury」、「Good & Plenty」、「Heath」、「Kit Kat」、「Lancaster」、「Payday」、「Rolo」などの多様なブランドで製品を提供する。

(SBI証券より)

日本ではマイナーですが、米国ではハーシーと言えばチョコレート、チョコレートと言えばハーシー(ズ)、ということで、大の甘いもの好きの当方、血糖値上昇も何のその(?)米国駐在時はよくお世話になりました。

尚、日本でも超有名なキットカットは日本ではネスレが販売していますが、アメリカではハーシーが販売しています。

また、ロッテがハーシーブランドのアイス(ハーシーズチョコバー)を販売していますので、知っている方もいるかもしれません。

まず売上ですが、御覧のとおりコロナ下の2020年を含め順調に売上を伸ばしています。

続いては真の稼ぐ力を表す営業キャッシュフローマージン。

こちらの方は直近2020年ではやや数字を落としたものの、20%を超える数字は立派と言う他ありません。

そして増配率の方もまた同様ですが、それでも5%を超える増配率となっています。

またキャッシュフローですが、以下のとおり配当支払後の残高(黄緑)は常にプラスを維持しており、5%以上の増配も無理をしていないことがわかります。

上記のとおり2020年ではやや数字を落としているこの銘柄ですが、今期に目を転ずれば第2半期までの決算は好調。

通期予想でも売上では前期比で6~8%の増収、調整後1株利益の方は8~10%の増益を見込んでおり、心配することはなさそうです。

さらに株価の方も長期(10年)で見ればほぼ右肩上がり。

ということであらためて魅力的な銘柄であると実感。

現在の配当利回りは2.1%と高くはありませんが、

もし今自分が20代、30代の若さなら、

つまり長期投資を前提とした場合、

リタイア後の超優良定期預金的銘柄として、間違いなく購入しているに違いありません。

(健康には必ずしも良いとは言えない商品を販売する銘柄への投資にあたっては、くれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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