12月20日にエネルギー大手のシェル(SHEL)からの配当金を受領しました。
今回の1株配当ですが、前回同様1株当たり0.50ドルとなっています。
振り返ればこの銘柄は新型コロナ発生⇒原油価格大暴落⇒業績悪化(含む:見通し)により、2020年4月に6月支払いの配当をそれまでの1株当たり0.94ドルから0.32ドルへと66%もの大減配を発表。
しかしその後原油・天然ガス価格上昇による業績回復で2020年12月の配当は1株当たり0.333ドルへと約4%の増配を実施。
翌年2021年6月支払い分は1株当たり0.347ドルへと4.2%の増配。
さらに2021年9月支払い分は1株当たり0.48ドルへとなんと38.3%もの大増配。
そして今年に入って2022年6月支払い分では0.50ドルへと4%増配を実施した。
しかも現在増配に向け着々と準備中。
と考えています。
その根拠がこちら。
こちらは直近2022年第3四半期(累計)のキャッシュフローとなりますが、配当支払後の残高は第2四半期時に比べやや勢いは衰えたとえは言え約242億ドルと極めて潤沢。
これを何に使ったかと言えば自社株買いと有利子負債返済。
この期間に購入した自社株は配当支払額の56億ドルをはるかに超える140億ドルにも達している。
しかも10月27日には2023年2月2日までに完了予定の総額40億ドルの自社株買いプログラムの開始を発表している。
そして原油価格はここのところ下落傾向にあるとは言え天然ガス価格は特に欧州では高止まりしている状況。
ということで、
次回2月初旬の第4四半期決算発表時に増配のお知らせもあるのでは?
と期待するシニア投資家なのでした。
(70年以上減配ナシもやる時は大減配する銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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