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まずはこちらの表をご覧ください。
こちらは今年9月までに増配タイミングでの配当のお知らせを発表した持株の増配率と9月21日時点の配当利回りのリストになります。
一般的には、
①増配率が高い銘柄は人気が高く、配当利回りが低い場合が多い。
②配当利回りが高く増配率が低い銘柄は、業績が悪い、あるいは成長率が低く将来性がない場合が多い。
インカムゲイン投資家にとっての理想は、
③両方、つまり増配率、そして配当利回りがともに高い銘柄。
ただそんな銘柄にはなかなかお目にかかれない。
ちなみに上記リストを増配率順に並べ替えたものがこちらになります。
なるほど、増配率が高く配当利回りが低い銘柄、例えばプロクター&ギャンブル、ペプシコ、ジョンソン エンド ジョンソンなどは確かに人気がある銘柄。
そして配当利回りが高く増配率が低いかゼロの、エクソン・モービル、IBM、ベライゾンなどは成長率が低い銘柄達。
とここで気になるのが、
アルトリア(黄色)
配当利回りはなんと7%超え。
しかも増配率は4.7%。
では、アルトリアは③のお宝銘柄なのか?
と言われればやはり足かせは将来性。
たばこ市場が縮小していくのは既定路線であり、ある意味宿命。
いずれにせよ健康被害から逃れられない銘柄に未来はない。
これが恒常的な人気のなさ、配当利回りの高さの理由。
ただ、純粋にかつ冷静に数字のみを眺めた時、
そんな見方に多少の違和感を覚える中年投資家なのでした。
(健康を害する製品を製造販売する銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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