コラム

窓際にだって意地がある! やはり定時帰りを貫くことに決めました!

5月27日付の記事にて、今回の新型コロナウィルス感染症の拡大でお客さんからの注文が激減しまずは一時帰休が実施され給与が減額。

さらに管理職の当面の間の給料の一部カットとボーナスの減額が正式に発表された。(当方も一応管理職扱いなので減額の対象)

と書きました。

コロナで窓際の地位さえ危うくなっています、、、5月26日に緊急事態宣言が全国的に解除され、飲食産業の方々の安堵の表情がテレビで映し出される中、当方の気分はさえません。 現在(と...

実はこの内容は課長であるK君からの情報。

そしてその時、「あ、今回の話は後で部長からもあるかもしれませんので、その時は初めて聞く”てい”でお願いしますね。」

K君としては一応気を遣って一般社員より早く当方に教えてくれたようです。

そして翌日。

いつものとおり「うーん、最近ブログネタが全然思いつかない、まっ、マズイ、こりゃー仕事どころじゃないぞ~。」などと思いながら仕事をしていると(?)突然部長から、

「ちょっと、直者(なおびと)さんいいですか?」

とお呼びが。

窓際の当方が部長から直接話があるなんて1年に1度くらいのこと。

びっくり仰天。

「まっ、まさか、異動の話か?いやいや、今回2人抜かれる上にさすがにそれはないよな、ということは、まっ、まさかリストラ、、、(脂汗)」

と頭が真っ白になりながら部長の後をついて会議室へ。

するとそこにはすでに隣の部署の(やはり窓際の)Wさんが座っているではありませんか!

「うわーー、こっ、こりゃーやっぱりリストラ宣告か??」

と恐る恐る着席。

すると部長が、

「えー、今回来てもらったのは非常に言いずらいのですが、お二人もご存じのとおり現在会社は非常に厳しい状況にあり、、、(中略)、ということで申し訳ないのですが、今回管理職を対象に来月からの給料減額とボーナスの一部カットを実施することになりました。」

ということで、すでに課長のK君から伝えられた内容だったのです。

ただ当方、部長の話の内容がほとんど頭に入ってきませんでした。

「あー、そりゃー事前に聞いていた話だったからだ、でしょ?」

って違います。

「わかった、またいつものように人の話を聞かずブログネタでも考えてたんでしょ?」

ちっ、違います。(汗)

実は怒りに震えていたのです。

その理由が当方が着席した直後の部長の一言。

「えーっと、たしか直者(なおびと)さんは課長付でしたよね?」

えっ、なんでそれで怒りに震えるのかって?

その職位は去年までの職位だったから。

以前も書きましたが、当方はこの4月から役職定年が適用され役職定年の職位に変わっていたから。

これが何を意味するか?

そう、給料の減額。

課長付も現在の役職定年の職位も窓際職であることに変わりありません。

仕事の内容も全く一緒。

しかし決定的に違うことがある。

それが給料(とボーナス)の減額。

真綿で首を絞められるように今年から毎年給料が下がって行く。

しかもかなりの額。

つまり課長付でいることと役職定年になることでは天(国)と地(獄)ほどの違いがあるのです。

その役職定年の最終決済をした男が、俺を奈落に突き落とした男が、「えーっと、たしか直者(なおびと)さんは課長付でしたよね?」って俺の職位さえ覚えていない?

(じょ、冗談じゃない! ふざけるな!!)

部長が話をしている間ずっとこの言葉を心の内で叫んでいた、

そして、

窓際の俺にだって意地がある!

よーし、こうなりゃやっぱり定時帰りを貫くぞーー、何があっても絶対に定時で帰ってやる、絶・対・に・な!!」

と固く心に誓った窓際土俵際中年投資家なのでした。

(自らのパフォーマンスの悪さを棚に上げ、部長決済を逆恨みしての定時帰りの実施にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. あめ より:

    胸が痛い・・。
    こちらが思っているより、上役職は一人一人の会社員の事を、それほど把握していなかったりしますよね。
    定時帰り決心の流れまで含めて、悲しいサラリーマンあるあるですね(涙)

    • naobito より:

      あめさん
      全くそのとおり、上に行けば行くほど下の人間への関心が薄れていくのは当然。
      特に相手が窓際であればなおさら。
      ただこちらも同じ人間、割り切れないものはあります。

  2. 参乃掌 より:

    「東大、京大、MBA,年収いくら」などで説得力を持たせようと全面に押し出し投資成績すら載せていない自分を良く見せようと見苦しいブログが目立つなか、正直を貫いているブログでとても面白いです。

    • naobito より:

      参乃掌さん
      コメントありがとうございます。
      そう言っていただけると大変救われます。
      ”正直に”、これだけは今後も曲げないでいきたいと思います。

  3. やすちゃん より:

    全く立場は違いますが、10年ほど前、前職で契約社員だったころ。。。
    正社員と全く同じ仕事(かつ長時間労働)でボーナスなし、住宅手当なしでしたが、部長が「XXさんは、この6月のボーナスで何を買うの?」と言って、とてもがっかりした記憶がありますね。自分が契約社員にどんな勤務条件で過酷な労働を強いているか、
    上の人は知るべきだし、自分は絶対そういう鈍感な対応をしないようにしよう
    と思いました。

    • naobito より:

      やすちゃんさん
      正社員と同じレベルの仕事をされている契約社員の方に対する当たり前のような差別的な処遇がこの国の現状と未来を表しているような気がします。
      「自分は絶対そういう鈍感な対応をしないようにしよう」と前向きに考えるやすちゃんさんには本当に頭が下がります。

  4. ひろー より:

    こんばんは。
    当方はソフトウェアを書いたり、直したりする仕事をしている訳ですが、そこで感じるのは一日あたりに発揮できる注意力・決断力は限界があるということ。
    ソフトウェアは一文字でも違っていたり、そもそも設計がマズかったら一瞬で( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーンな世界観なので注意力と決断力の消耗は結構激しいです。
    上の人ほど報告書や資料に注意深く目を通したり、作業の割り振りや各人の状況把握など注意力と決断力の消費が激しいと思うのです。
    思えば、当方も新卒の頃は忙しくしている上司氏になんでもないような相談とか持ちかけてそれくらいは自分で考えて(# ゚Д゚)と、よく叱られていたものです。

    • naobito より:

      ひろーさん
      こんばんは。
      ひろーさんはソフトウエアのプロだったのですね。
      確かに責任が伴う上の方の消耗度合は一般職の比ではありませんよね。
      それに関しては十分理解できます。

  5. そだお より:

    正直者さんこんばんは

    こんな感じでしょうかね。
    ttps://www.youtube.com/watch?v=5CrjfHVuNuc

    私はこれが好きです。
    ttps://www.youtube.com/watch?v=DaYWMGHQq5U

    • naobito より:

      そだおさん

      大ーー笑いしました!
      有益な情報ありがとうございます。
      会社って今も昔も全く変わりませんね~。

  6. そだお より:

    正直者さんこんばんは

    喜んでいただき何よりです。
    会社は今も昔も全く変わりませんが、
    私たちはもう、転職ではなくリタイアを選びますね。
    株式投資によって、
    組織が変わるよりも先に自分が変わってしまいました。

    な~んてかっこのいいことを書きましたが、
    これはたぱぞうさんの受け売りです。

    https://www.americakabu.com/entry/2019/10/27/%E7%B5%84%E7%B9%94%E3%81%8C%E5%80%8B%E4%BA%BA%E3%81%AE%E6%80%9D%E3%81%84%E3%81%AB%E5%AF%84%E3%82%8A%E6%B7%BB%E3%81%88%E3%81%AA%E3%81%84%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%82%92%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%81%A8

    組織が個人の思いに寄り添えない時代を生きるということ

    の一番最後のたぱぞうさんのコメントです。

    • naobito より:

      そだおさん
      おはようございます。
      ”株式投資によって、
      組織が変わるよりも先に自分が変わってしまいました。”
      これ、まさに当方も実感しています。
      ただ当方がたぱぞうさんと違うのは、今リタイアするには十分な資金がないこと。
      ということでもう少し窓枠にしがみつきたいと思います。(笑)

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