2022年11月16日、この日は当方にとってある意味記念すべき日。
あれは今から10年以上前の2009年初冬。
まだ駆け出しの米国株投資家だった当方は、ジェレミー・シーゲルの名著「株式投資の未来」の1957年から2003年におけるトータルリターンの上位20銘柄のリスト、いわゆる生き残り銘柄リストから銘柄選択をしていた。
そして飲料大手のライバル、第6位のコカ・コーラ(KO)と第8位のペプシコ(PEP)のどちらを買うべきか非常に悩んでいた。
結局悩みに悩んだ末、配当利回りの高さからバフェットが保有するコカ・コーラではなく、日本ではマイナーのペプシコを買うことを選択した。
その後2010年、2011年と買い増しし現在まで保有。
その間ペプシコは順調に増配を続け現時点での投資回収率は62%にまで達し、株価も3倍(※日本円換算)を超えるまでになってくれた。
ただずっと心の中で引っかかる存在があった。
というか、いつの日か買いたい銘柄があった。
そう、それがコカ・コーラ。
ただ年間配当収入300万円を目標に配当利回りの高い銘柄を優先する中で、常に人気、つまり配当利回りの低いこの銘柄が購入対象となることはなかった。
それが目標の配当額に到達し、今年60歳での(アーリー)リタイアを達成した現在、利回り優先の投資(呪縛とも言う)から卒業できた。
そして11月16日、晴れてこの銘柄を購入したのです。
コカ・コーラと言えば今さら説明の必要はないでしょう。
コカ・コーラ(Coca-Cola Co)は、飲料会社である。
【事業内容】
セグメントには、欧州・中東・アフリカ、ラテンアメリカ、北米、アジア太平洋地域、グローバルベンチャー、ボトリング投資が含まれる。
コカ・コーラ、スパークリングフレーバー、水分補給、スポーツ、コーヒー・紅茶、栄養、ジュース、乳製品、植物性飲料、新興国飲料などのカテゴリーに分類される多様な飲料ブランドを所有またはライセンス供与し、販売する。
「コカ・コーラ」、「スプライト」、「ファンタ」、「ダイエットコーク」、「コカ・コーラゼロシュガー」の5つのノンアルコール発泡性飲料ブランドを所有・販売する。
水分補給、スポーツ、コーヒー、お茶のブランドには、「クオリアス」、「綾鷹」、「ボディアーマー」、「シエル」、「コスタ」、「ドガダン」、「ダサニ」、「フューズティー」、「ジョージア」、「グラソースマートウォーター」、「グラソービタミンウォーター」、「ゴールドピーク」、「パワード」などがある。栄養ドリンク、ジュース、乳製品、植物性飲料のブランドには、「AdeS」、「Del Valle」、「fairlife」、「innocent」、「Minute Maid」、「Minute Maid Pulpy」、「Simply」がある。
製品は約200カ国以上で消費者に提供される。
(SBI証券より)
あのバフェット(バークシャー・ハザウェイ)がひたすら保有を続けるこの銘柄ですが、10月25日に発表した直近2022年第3四半期決算は好調。
前年同期比で増収増益となったばかりか、以下のとおり売上、1株利益ともにアナリスト予想を上回っています。
さらに今期通期予想についてはドル高や原材料費等の高騰の影響をもろともせず、調整後1株利益を前回予想から引き上げています。
購入時の配当利回りは2.9%ですが、もちろんこの数字は気にしません。
60年もの長きに渡り増配を続けるこの銘柄ととともに増配率にこだわらず今後も増配を楽しめればそれで十分。
そんな風に思っています。
(高成長を期待できない老舗銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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コカ・コーラ購入おめでとうございます。
13年越しの夢の実現ですね。
年間配当300万円と(アーリー)リタイアの目標を達成し、コカ・コーラ購入の夢を叶える。
夢を叶えられず退場する人も多い株式投資で、見事に目標達成、夢の実現。
素晴らしいです!
そだおさん
こんばんは。
ありがとうございます
運が良かったと言えばそれまでですがやはりひたすらスノーボール投資を続けて来た、というのが大きいと思います。
バカの一つ覚えはある意味最強です。