現在保有している日本銘柄は、
・JT(2914)
・オリックス(8591)
の2銘柄のみとなっています。
インカムゲイン投資家ということで基本株価というか評価損益はあまり気にしていないわけですが、これら銘柄は購入後オリックスの方は一時的に含み益になったこともありましたが、現在は含み損状態。
そしてJTはと言えば株価浮上の兆しが見られないどころか、なんのことはない購入後はひたすら含み損。
もちろんインカムゲイン投資家として現時点でこの銘柄を売却するつもりはありませんが、これって世間的に言えば”塩漬け状態”。
塩漬けとは
塩漬けは、主に株式投資で使われる用語で、保有している銘柄が買値より大幅に下落し、売却した場合に損失が大きくなるため、「売るに売れない状態」のことをいいます。
一般に塩漬け銘柄については、含み損(評価損)が発生しており、評価損は売らなければ、実現損にはなりません。
しかしながら、それが将来的に必ず上昇するという確証はなく、時価評価での認識が現実的と言えます。
また、塩漬けの期間、その分の資金が固定されるため、他の銘柄に投資した場合に得られるかもしれない機会利益(儲け)を逃すことにもなります。
なお、塩漬けの本来の意味は「野菜や魚肉などを塩で漬けること、また漬けたもの」のことであり、株式以外では不動産でもよく使われます。
(金融経済用語集より)
しかし当方気にしていません。
極めて鷹揚に構えています。
「ほー、で、その理由はあくまで配当重視だから?」
それは否定しませんが、実はそれより大きな理由があります。
「あー、わかった。何やかや言っても結局優待があるからだ。」
そっ、そんなことはあっ、ありません。(脇汗)
それは、
これら銘柄はただで手に入れたものだから。
と書けば、以前の記事を読んだ方であればおわかりでしょう。
そう、その購入原資はどこから来たのか?
と言えば、
給料からではなく、
ボーナスからでもなく、
自身のへそくりからでもなく、
ましてや妻のへそくりをピンハネしたわけでもない。
(そ、そんなことをされたら殺される、、、(脂汗))
そう、それは、
配当金。
以前から書いているとおり、現在我が家は教育費がマックス状態。
窓際中年男の給料から株式投資に回せるお金などびた一文たりともありません。
(もし給料から株なんか買おうものなら妻に殺される(2回目))
現在の投資資金はすべて配当でまかなわれているのです。
そう、つまり本業からは一銭たりとも出ていない、つまり一切自腹は切っていないのです。
つまり実質タダ、無料で手に入れたというわけです。
それもこれもこれまで愚直に続けて来たインカムゲイン投資のおかげ。
「配当?なにそんなんでちまちまやってんの?株と言えばキャピタルゲイン。配当なんか値上がり益に比べたらゴミ、ゴミ♪」
というキャピタルゲイン投資家の言葉・嘲笑・あざけりには耳を貸さず、ひたすら雪だるまを大きくすることに徹した。
その結果今がある。
残念ながら昨年比では減少してしまうとは言え、お陰様で今年も250万円、月にならして20万円以上もの”タダ株”を手に入れることができそうです。
(今年の配当収入が減少する理由についていまだご存じない方はこちらをご覧ください。)
まさにこれこそインカムゲイン投資の醍醐味と言えるでしょう。
皆さんもタダ株、手に入れてみませんか!
(保有銘柄の塩漬けにあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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単に失敗を認めたくないだけに見える。
原資が配当金だろうが働いたお金だろうが、
お金に代わりは無い。
わざわざ資産が減る銘柄に投資する意味が分からない。
だるおさん
もちろん将来性がないという判断であればすでに売却しています。
初めまして。
ブログ拝見させていただきました。
JTやオリックスが今後インデックスやほかの銘柄以上のパフォーマンスをたたき出す将来性があるとお考えになっているということでしょうか?
最近投資の勉強をし始めたところでこれから実際に購入しようか検討しております。
さとさん
初めまして。コメントありがとうございます。
当ブログをよくお読みになっていただければわかるかと思いますが、当方はあくまで米国株を中心にインカムゲイン銘柄への超長期投資を行っています。
つまり優良配当銘柄と思われる銘柄への投資。
ということで、より配当を重視した投資を行っており、トータルリターンの面では見劣りする、というのが正直なところですし、実際に数字を比較されればそれはわかるかと思います。
よって株価の上昇を期待されるのであれば、別の目線での銘柄選定が必要かと思います。
早々のご返信誠にありがとうございます。
もう少し勉強が必要なようです。
貴重なご助言ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
さとさん
こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします。
長期投資だと配当投資、しかも高配当投資になるのでしょうか?
JTなんて、成熟ではなく衰退なのでは?
配当金何年分の含み損を抱えているのですか?
だるおさん
優良配当銘柄へ超長期投資をしております。
よって売却の判断は減配を一つの基準としておりJTが減配を決めれば売却する可能性大です。
その際は当然損失を確定させることになりますが、いずれにせよ自己責任、当方の見る目がなかったというだけです。
なおびとさんの真骨頂はリーマンショック時の買い付けだと思います。
それと、教育資金と投資資金の手当てを両立しているのがすごいです。
両方の資金の準備を同時にできるって、実際は難しいと思います。家族が
投資ダメと言う家、多いし。
一方、今は買われる株、売られる株が2極化していると言われているので、高配当じゃない別のやり方を選ぶ人はそれでいいですね。自分で決めれば。
それにしても10年もすると人気?銘柄も変わるもので、長期でのんびり安心って姿勢でなく、ずっとチェックし続けないと。
日本株2銘柄は優待目当てが主ですよね?奥様対策の。資産総額的には傷んでなさそうだし。違うかな。
みずほさん
おっしゃるとおりで、リーマン時ひたすら買いを進めたこと、つまり暴落時に購入を続けていたことが大きいと感じています。
その意味では今回のコロナでの3月の暴落は大きなチャンスでしたね。
また教育資金についてはやはり海外駐在が大きかったと思います。
確かに10年ひと昔の言葉通り、人気銘柄は変わりますよね。
ご推察のとおり日本銘柄は妻対策の意味合いが非常に大きいことは認めざるを得ませんです、、、
こんにちは。
当方は配当を重視せずにFCF(フリーキャッシュフロー)を重視しています。なので、高配当投資家からは見向きもされないようなMKC, V, MSFT, CME, CRMなども保有しています。
これは、フリーキャッシュフローが増えていく銘柄の方がビジネスもうまくいっており、将来的な株主還元も増えていくと踏んでいるからです。
もちろん、配当金として将来的な株主還元を先食いするというこのに心地よい投資家がいることには否定的ではありません。
高すぎる配当性向は将来の事業価値の毀損をなし得る(事業への投資が先細りになる)、ということを承知でも配当を取るという戦略は頑固に実行するからこそ報われるものだと思います。
ひろーさん
フリーキャッシュフローが重要、これに異論を唱える投資家はいないでしょう。
さらに、高すぎる配当性向には極めて高いリスクあり、これに異論を唱える投資家もいないでしょう。