11月16日にエクソン・モービル(XOM)を売却しました。
売却と言ってもすべてではなく一部、今回は全体の3割程度の売却となります。
ちなみに購入時の株価は6,091円、売却時の株価は円安もあり15,730円でしたから約2.6倍での売却となりました。
売却の理由はリバランス。
この銘柄が全体に占める割合が昨年年末時点では17%だったのが、今年に入って原油・天然ガス価格の上昇による株価上昇であれよあれよという間に28%(10月末時点)と30%近くにまで急上昇した。
と言う事でここは分散投資の重要性を説くセオリー、
「卵は一つのカゴに盛るな。」
に従い、エクソンの割合を減らすことにした。
投資の神様、ウォーレン バフェットは
「分散投資は無知に対するヘッジだ。自分で何をやっているかわかっているものにとって、分散投資はほとんど意味がない。」
と言っていますが、もちろん当方は凡人投資家。
さすがに極端な集中投資は避けたい。
そしてインカムゲイン投資家としての視点で見れば現在のエクソンの配当利回り、つまり株価上昇によって大幅に低くなった利回りが売却を可能とした。
これはどういうことかと言うと、売却時の配当利回りは3.2%、年間300万円の配当収入を確保したい当方にとって避けたいのは売却し、売却資金で新たな銘柄を購入することで配当収入が減少すること。
その意味で言うと売却資金で新たに購入する銘柄の配当利回りが3.2%以上であれば配当収入が減ることはない。(※当方の場合潤沢な(つまり今回の売却益を相殺できるだけの)繰越譲渡損失があるため(汗)売却益にかかる税金を支払う必要がなく、売却金額のほぼ全額を投資資金として使用できます。)
つまり売却の敷居が下がった、下がってくれた。
これであれば銘柄の選択肢が大きく広がる。
高配当利回り銘柄を購入する必要がないわけで無理のない投資ができる。
というわけです。
もちろん今後さらにエクソンの株価が上昇する可能性はある。
ただ当ブログを以前から読まれている方ならおわかりのとおり実は当方、以前ロイヤル ダッチ シェル(現シェル)で痛い目にあっている。
配当増加ありきで高配当銘柄のロイヤル ダッチ シェルをポートフォリオの中心に据え、全体の3割を超えて保有していましたが、その後原油価格大暴落により業績が悪化、そして株価大暴落&大減配。
結果、多額の売却損での売却を余儀なくされたという苦い経験がある。
将来何が起きるかなんて誰にもわからない。
株価の底値、天井なんて誰にもわからない。
投資においては”ほどほど”が肝要。
そういうことです。
(セオリーを無視した投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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おめでとうございます。
素晴らしいリターンですね。数年前のバクソンモービル、ロイヤル・ダッチ・シェルの世紀の減配で暗ったダメージをこれで取り返しましたね。
正直者さんのこの成功を見つつ、オイルメジャーの次の低迷サイクルでは、迷わずしっかり入って行きたいと思います。
ウィニングチケットさん
ありがとうございます。
2銘柄トータルで見ても借りは返せたという感じです。
次の低迷サイクルに期待ですね。
おめでとうございます。
今からはまだ中期的にオイルメジャーのリターンはあるとは思うのですが、腹八分目で売却してリターンを抑えておくのが良さそうかなと思いますね。
話は変わりますが、先日初めて海外に行きました。
2〜3歳の時までに事あるごとに母がセサミストリートを流してくれていたので、英語の聞き取りや話すのは特に困りませんでした。。。
お世辞かとは思うのですが、他のアジア人よりも英語の発音がアメリカアクセントに近いようで”Are you living in US?”って言われてしました。まぁ、”Actually, I’m living in Japan, not US.”って答えたら怪訝な顔されてしまいましたが。。。
ひろーさん
こんにちは。
ありがとうございます。
そう、腹八分目。これがいかに重要かということをこれまでの投資経験で学びました。
”Are you living in US?”
最高の褒め言葉ですね。
ひろーさんの場合は幼少の頃から英語を聞いていたことでネイティブの発音を自然に会得できたのでしょうね。
その意味ではお母さんに感謝ですね。