銘柄研究

定期預金的銘柄には最低4%以上の配当利回りを求めるべき理由

当ブログで折りに触れて書いている言葉、それが定期預金的役割。

配当を求めるインカムゲイン投資においては、ある意味安定的に利息(配当)をもたらす定期預金的な役割を期待している。

但し、それはすべての銘柄ではない。

株式投資に対する期待は当然株価上昇に対してもあるわけですから(というかほとんどの投資家にとってはそちらがメインのわけですが)、インカムゲイン投資家としては基本配当の増加をもたらしつつ株価も上昇する銘柄に投資したい。

その意味では増配を継続しつつ、トータルリターンがS&P500等の市場平均のリターン以上の銘柄に投資出来たらベスト、と考えています。

一方ではなから株価の上昇には期待していない銘柄も保有している。

これがいわゆる定期預金的銘柄と呼ばれる銘柄。

具体的には以下。

・IBM

・スリーエム(MMM)

・アルトリア グループ(MO)

・AT&T(T)

・ベライゾン(VZ)

これら銘柄はある意味成長とは対極にある銘柄であり割り切って考えている。(それにしてもIBMってITセクターに属していながら連続増配を続けており、これまでは成長とは無縁ってある意味特殊な銘柄ですよね。)

だから株価上昇には期待していない。

それは過去の株価を見れば明らか。

・IBM

・スリーエム

・AT&T

その代わり配当にこだわる。

より具体的に言えば配当利回りにこだわる。

その意味で言えば、定期預金的銘柄と割り切って現時点で投資するのであれば配当利回りは最低4%以上は欲しい。

「なぜ4%?」

と言われれば現在の米ドル定期預金(3年ー住信SBI)の金利が4%だから。

正直これを下回るようであれば定期預金に投資した方がマシ、ということ。

定期預金金利以上の利回りの銘柄に投資すればその後の増配で定期預金を上回るリターンを得ることができる。(もちろん株価・定期預金金利が一定という条件ですが、、、)

ちなみに上記銘柄の配当利回りは以下のとおり。

もちろん、「株価上昇に期待しない投資なんて株式投資じゃない。」と定期預金的銘柄への投資を否定する意見はある意味ごもっとも。

但し、神でもない限り未来の株価は予見できない。

という前提に立つのなら、より安全を求めた定期預金的銘柄への一部投資も立派な選択肢ではないか?

そしてそんな投資を選択するのであれば、常に定期預金金利を意識した投資をすべきではないか?

とそんな風に考えています。

(定期預金的銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

よろしければ応援クリックお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です