銘柄研究

AT&Tが第4四半期の各サービスの契約者数をリリース で、この銘柄の取り扱いを考える

通信大手のAT&T(T)が現地時間の1月5日に2021年第4四半期の各サービスの契約者数情報をリリースしました。

その内容は以下のとおり。

・約88万人の後払い携帯電話を含む、合計130万人の後払い契約の純増を達成。

・2021年通年の後払い電話純増数は320万人で、AT&Tの年間後払い純増数としては過去10年以上で最高の数字となった。

・ファイバー加入者は約27万人増加。

・2021年通年のファイバー純増数は約100万人であり、4年連続で100万人以上のファイバー加入者増加となった。

・HBO Max および HBO 加入者数は、全世界で約 7,380 万人となり、年末の加入者数が目標の 7,000 万人から 7,300 万人という経営陣の事前ガイダンスを上回った。

以上、第4四半期の契約者数は予想以上に好調。

特に後払い契約者数は、第3四半期の121.8万人をさらに上回る130万人増ということで高水準を維持しています。

AT&Tは今年の半ばまでにワーナーメディア事業のスピンオフを予定しており、今後は通信事業に注力するわけで新AT&Tにとってファイバー加入者の増加と合わせ朗報と言えるでしょう。

株価の方ですが、昨年5月以降はダラダラと右肩下がりとなっていましたが、ここ最近は上昇基調に転じています。(と言っても当方の場合いまだ含み損状態ですが、、、(汗))

ワーナーメディア事業のスピンオフ後は大減配を予定しているこの銘柄ですが、今回の情報開示によって第3四半期決算に続いて第4四半期決算も期待が持てそう。

以前の記事でこの銘柄の取り扱いについては、

・スピンオフ後メディア事業新会社の株式を即行で売却

・売却資金で新AT&Tもしくはライバルベライゾンへ投資

・新AT&Tの最初の決算を確認した後、ホールドを続けるか売却(一部売却を含む)するかを決める。

と書きましたが、そのスタンスに変更はありません。

いずれにしても1月26日発表予定の第4四半期決算に大注目です。

(事業の集中に方針転換するも、大減配が確定している銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. あめ より:

    AT&T、良いニュースも出て来たりで迷いますね。

    「スピンオフ後は通信事業に専念する事で、PERが過去平均の18に戻れば、株価が2倍になる可能性も…?」なんて記事も見たりしました。

    きっとそう甘くは行かないよねと思いつつ、インカムとキャピタル両獲りできるかもフフフ・・なんて皮算用をしております。

    • naobito より:

      あめさん
      こんばんは。
      契約者数を含め決算が意外にいいんで迷いますよね。
      今後は通信事業に専念しますから株価2倍とまではいかなくとも、少なくとも昨年のような低迷状態からは脱却できるのでは、と期待しています。

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