3月の投資ですが、本田技研工業（7267）を100株購入しました。
【特色】
４輪世界７位で北米が収益源。２輪は世界首位。環境対応を強化。４０年までに脱エンジン目標
【連結事業】
二輪17(17)、四輪63(0)、金融サービス17(10)、パワープロダクツ他3(5)
【海外】86 <23・3>
【好 調】
ドル箱２輪はアジア好調。４輪販売は日米好調で410万台（11％増）。円安貢献。会社計画なお慎重。25年３月期は４輪で中国低迷だが日米伸長。販価是正も効く。２輪はアジアが高水準。増益続く。
【業種】
自動車 時価総額順位 2/8社（会社四季報より）
本田技研工業は2月に購入したばかりの銘柄ですが、追加購入理由は以下のとおり。
・3％を超える予想配当利回り
・連続増配銘柄ではないものの、ここ10年で減配はわずか一回、増配7回、据え置き2回とまずまず安定していること
・真の稼ぐ力を表す営業キャッシュフローマージンが右肩上がりとなっており直近2023/3期では業界の盟主、世界一の販売台数を誇るあのトヨタを上回っていること
営業キャッシュフローマージンとは
企業がどれほど効率的にキャッシュを稼いだかを示す指標であり、営業活動の結果として売上がどのくらいの営業キャッシュフローを生み出したかを表している。
計算式は、営業キャッシュフロー÷売上高で表される。
ＰＬ（損益計算書）上の利益はお化粧が可能だが、営業キャッシュフローは資金の入出金であり、会計基準・会計方針等の影響を受けないいわばごまかしのきかない数字である。
・2023年10月1日を効力発生日として、普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っている等、投資家目線の取り組みを進めている企業であること
・購入時点の予想PERが9.08倍と決して割高ではなかったこと、さらにPBRは0.73と1倍を大きく割る水準であり、2024年３月１日から2024年４月30日までの期間で自社株買いを予定しているものの、金額は上限50,000百万円でありさらなる自社株買いの余地が十分あると考えたこと
・通期利益予想を上方修正したが、第3四半期までの進捗状況からさらなる上方修正＝増配余地（ホンダの配当は配当性向30％をベースとしている）があるのでは、と期待したこと
尚、3月15日に発表された日産との電気自動車（EV）分野での提携検討開始の覚書締結に関しては、個人的には日産は最近の下請法違反を見てもわかるとおりカルロス・ゴーンの時代からガバナンスとコンプライアンスに問題がある企業と考えているためウエルカムではありません。
本当は株主総会出席目的で新潟県に本社を置く太陽工機（6164）を第一候補に考えていた。
【特色】
新潟地盤の工作機械中堅。立形研削盤で国内首位。中国、欧米でも拡大。ＤＭＧ森精機の子会社
【単独事業】
立形研削盤80、横形研削盤15、他専用研削盤5【海外】35 <23・12>
【好 転】
23年12月末の受注残高72億円（前年比７・４％減）。主力の立形研削盤は国内での販売が低調も、米国で航空機・船舶用伸長、欧州も復調。前期の価格転嫁効果フル寄与、自動化設備機器セット販売で単価上昇。人件費一段増こなし営業益好転。
【業種】
産業機械 時価総額順位 97/137社
【仕入先】
ファナック
【販売先】
DMG森精機（会社四季報より）
ただこの銘柄は12月決算会社で今購入しても3月27日開催の総会出席には出席できない。
であれば今焦って購入する必要はないと考えた。
ホンダに関して言えば業種柄不況時、円高時には減収減益を余儀なくされ減配の可能性があることは百も承知。
現時点では150円を超える円安ですが、米国の利下げの程度、回数次第では円高に転ずる可能性が無きにしも非ず。ただ莫大な国債を抱え込んだ日銀に自らの首を絞める大幅な利上げは不可能。円安派（長期）の当方としては長い目で見て行きたいと考えています。
（海外売上割合が8割を超え、為替によって業績が大きく左右される銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。）
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EV車に出遅れ日本メーカーはダメダメ！の時期がありました。人やメディアに振り回されないよう、銘柄研究ですね。そう言いつつ何処かで推奨されていたのでホンダが気になっていた私です。買い遅れたかな。
株式分割する会社は急に好印象になりますwww
みずほさん
こんにちは。
今になってトヨタの豊田会長の先見の明が取りざたされていますがマスコミって本当に勝手ですよねぇ。
この先も円安が続くと思うのであれば決して出遅れではないと思いますが、こればかりは神のみぞ知るところ。
できれば買った後で分割して欲しかった（笑）