9月11日にヘルスケア大手のジョンソン エンド ジョンソン(JNJ)から配当金を受領しました。
ジョンソン&ジョンソンの増配タイミングは前回6月の支払い時、ということで今回も前回同様1株当たり1.24ドルの配当となっています。
この銘柄を初めて購入したのは2008年、その後2011年に買い増しし現在に至ります。
これまでの配当金の積み上がり状況は以下のとおりとなっており、総投資額83.1万円に対する総配当受領額は71.7万円、投資回収率は86%にまで達しています。
直近の業績ですが、現地時間の7月17日に発表した2024年第2四半期決算は前年同期比で増収(+4.3%)増益(+10.2% - 調整後1株利益ベース)。
またアナリスト予想との比較では以下のとおり売上、調整後1株利益ともに予想を上回っています。
但し今期2024年通期予想は、売上(会計基準ベース)は前回予想の880億ドル~884億ドルを維持したものの、調整後1株利益は前回予想の10.60ドル~10.75を引き下げ10.00ドル~10.10ドルとしています。
ただ、引き下げの理由は買収によるものであり、買収を除く調整後1株利益見通しは業績改善により前回予想の10.68ドルから10.73ドルに引き上げています。
通期予想利益の引き下げは残念ですが、その理由は心疾患向け医療機器メーカーのショックウェーブ・メディカル、バイオテクノロジー企業イエロージャージー・プロテオロジックス(Proteologix)買収(関連費用計上)によるもの。
つまり将来への布石のためであり、ホルダーとしては買収効果を長い目で見てあげたいと考えています。
さらにここ数年、一貫して自社株買いを行っており、最近の2年間では買い戻しはいずれも50億ドルを超え、その結果、希薄化後の平均発行済み株式数は2019年の26億3300万株から現在の24億700万株へと大幅に減少。
配当(増配)と合わせ株主還元に積極的な姿勢にも好感が持てます。
ということで、当面この銘柄と歩みを伴にするつもりです。
(今年後半にベストセラー医薬品(乾癬(かんせん)治療薬「ステラーラ」)が後発薬との競争に巻き込まれる銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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