早速ですが2月末現在の持株(米国株)増配率一覧表を作成しました。

こちらは持株(米国株)の2021年以降の発表(宣言)日ベースの増配率と配当宣言日、連続増配年数をまとめた表となっており、2月に増配タイミングを迎えた銘柄は以下6銘柄。
・ペプシコ
・CMEグループ
・ハーシー(ズ)
・ギリアド・サイエンシズ
・コカ-コーラ
・エクセルエナジー
このうち残念ながらハーシー(ズ)は原材料、特にカカオ価格の未曾有高騰もあり増配見送りとなりましたが、その他の銘柄は増配を継続。

飲料銘柄の2大巨頭、ペプシコ(こちらは飲料の他にスナックやシリアルも手掛けていますが)とコカ・コーラはほぼ5%の増配率と十分合格点。


連続増配年数は半世紀を超える53年と63年ということで、配当貴族どころか配当王銘柄と言えるでしょう。
またデリバティブ市場をを運営するCMEグループは前年の4.5%増配から倍近い8.7%増配の発表となりましたが、この銘柄の場合2012年初頭に年間変動配当制を採用し、四半期毎の普通配当とは別に業績に応じ年一回年間変動配当(annual variable dividend)-いわゆる特別配当-を出しており、12月の配当のお知らせに大いに期待しているところです。

そしてエクセルエナジーは今回の増配で22年連続増配となり25年連続の配当貴族銘柄入りまであと少しの状況となっています。

毎度毎度となりますが、インカムゲイン投資家の目指すところは配当の増加。
そして配当の増加をもたらすものは増配。
さらにその増加を加速させるものは増配率の増加。
インカムゲイン投資家にとって増配を継続してくれる上に前年の増配率を上回ってくれればこれ程嬉しいことはない。
ということで、こうやって表を作成してあれやこれや考えながら眺めていること自体が何より楽しいインカムゲイン投資家として、今後もこの作業を愚直に続けて行くつもりです。
そして決算確認はもとより「次は何を買おうかリスト(配当貴族銘柄編)」のアップデートとともに作業を続けることが銘柄選定、そして買い増し・売却判断のヒントになると信じています。

(過去の増配率のみを妄信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
よろしければ応援クリックお願いします。
にほんブログ村
naobito様
増配株は年々配当が増えていくので、保有する楽しみがありますね。
小生の投資は、高配当日本株→優待株→米国配当貴族→インデックスと変遷しました。
その名残で、累進配当日本株、米国配当貴族株を数銘柄保有しています。
最近のS&P500、NASDAQ、NYダウは大幅下落ですが、配当貴族株、配当王株はさほど下落していないので、多少の心のゆとりができるのも高配当株、増配株を保有するメリットですね。(^^)
うっかり小平次さん
こんばんは。
最後にインデックスですが、通常とは逆パターンですね。
配当貴族株は必然的にディフェンシブ銘柄がメインになりますから下落局面では精神安定剤的役割を果たしてくれますねぇ。