9月11日にIBMからの配当を受領しました。
この銘柄の場合、増配タイミングは前回6月支払い時、ということで今回も前回同様1株当たり1.68ドルの配当となっています。
直近の業績ですが、7月23日に発表した2025年第2四半期決算は、前年同期比で増収(+7.7%)、増益(+15.2% ー 調整後1株利益ベース)と好調。
またアナリスト予想との比較では、以下のとおり売上、調整後1株利益ともに予想を上回っています。
そして注目の今期2025年の通期見通しですが、売上は前回見通しの売上成長率(為替の影響を除く):少なくとも5%を維持、またフリー・キャッシュ・フローは前回見通しの約135億ドルに対し135億ドル以上と見通しを引き上げています。
この銘柄に限らずやはりこの先気になるのは関税を含むトランプ政策の影響ですが、この銘柄の場合数十カ国で事業展開している点は強みと言えます。
今年の1セント増配で残念ながら2021年以降連続で四半期ベースで1セント(0.6%)増配を継続中のこの銘柄。
ただIT業界にあって30年連続増配中の配当貴族銘柄というある意味異色の存在。
また購入価格ベースでの配当利回りは5%を超えている。
株主還元よりも成長を重視した政策へと完全に移行したこの銘柄ですが、AIや量子コンピューターへの投資等目指す方向性は決して間違っていないと思いますので、(たとえ渋ちん増配でも)増配を続ける限り保有を継続するつもりです。
(将来の成長にフル舵を切っている配当貴族銘柄への増配目当ての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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