たばこ銘柄のアルトリア グループ(MO)が現地時間の4月30日に2026年第1四半期決算を発表しました。
概要は以下のとおり。
まず売上ですが、前年同期比で3.2%増収の5,428百万ドル。
これをたばこ製品別で見ると、以下のとおりメイン事業の紙巻きたばこは数量ベースで国内は2.3%減となったものの委託製造輸出用たばこの販売開始及び値上げでカバーし金額ベースでは2.9%の増収と久しぶりの増収となり、無煙(Oral)たばこは数量ベースで3.1%減となったものの、値上げでカバーし金額ベースでは2.3%の増収となっています。
次に1株利益ですが、会計基準ベースでは前年同期の0.63ドルに対し2倍以上の1.30ドルと106.3%増となりましたが、これは主に前年同期の減損損失計上等(特殊要因)によるものであり、特殊要因を除いた調整後1株利益は、前年同期の1.23ドルに対し7.3%増の1.32ドルとなっています。
そしてアナリスト予想との比較ですが、以下のとおり売上(物品税控除後)、調整後1株利益共に予想を上回っています。
最後に注目の今期2026年通期利益見通し(調整後1株利益)ですが、前回見通しの前期比2.5%~5.5%増の5.56ドルから5.72ドルを維持しています。
尚、自社株買いについてですが。昨年10月29日には2026年12月31日までの期間で既存の10億ドルからら20億ドルに拡大することを決定しており、2026年も10億ドルの自社株買いを実施する予定に変更はありません。
以上、アルトリアはこれまで米国内で紙巻きたばこをメインにビジネスを展開して来たことから、ある意味売上減少を前提とした中でしっかりと利益を上げることに傾注して来たわけですが、今四半期は海外企業向けの受託製造へと事業をシフトさせ輸出用たばこの販売を開始したこともあり増収となったこと、またマルボロのシェア減少ペースが鈍化したことは朗報でしょう。
ということで、
実績〇、対市場予想〇、見通し△=保有継続
です。
(いまだ紙巻きたばこに大きく依存する銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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