決算発表

三菱HCキャピタルの2026年3月期決算 実績〇、通期予想✕でも特殊要因除けば〇、11%増配予想で保有継続

リース大手の三菱HCキャピタルが5月15日に2026年3月期決算を発表しました。

【特色】三菱UFJグループ。日立キャピタルと21年4月統合。リース首位級。M&Aで海外展開加速

【連結事業】カスタマー46(4)、海外地域24(1)、航空15(15)、ロジ7(17)、不動産6(10)、環境エネ2(10)、モビリティ0(55)【海外】46 <25・3>

【最高益】航空機や海上コンテナのリース増勢。大口の不動産売却あり営業益続伸。27年3月期は国内リース軸に収益性向上。米州の与信費用漸減。子会社15カ月決算の平常化をこなす。連続最高純益。増配。

【新興企業】宇宙ベンチャーと資本提携、宇宙関連設備の融資やリース需要開拓。昨年12月には物流ベンチャーにも出資、物流業務の自動化推進し生産性向上に貢献。

【業種】 リース・消費者金融 時価総額順位 1/16社

【比較会社】8591 オリックス,8439 東京センチ,8424 芙蓉リース(会社四季報より)

概要は以下のとおり。

売上は前期比で6.0%の増収、また営業利益(+28.5%)、経常利益(+22.0%)と大幅な増益。

そして(親会社株主に帰属する)当期純利益は、不動産セグメント、航空セグメントが好調だったこと、海外カスタマーセグメント(米州)の貸倒関連費用が減少したことに加え、連結子会社の決算期変更による増益効果等により、4期連続で過去最高益を更新する前期比270億円(20.0%)増益の1,622億円となっています。

また2025年3月期のROA1.2%、ROE7.8%に対し、2026年3月期はROA1.3%、 ROE8.6%とそれぞれ前期比で上昇しています。

ただ注目の2027年3月期通期予想(当期純利益)は、海外カスタマーの業績回復を見込むものの、前期に発生した子会社の決算期変更による増益効果の剥落などにより、以下のとおり前期比1.4%(22億円)減益の1,600億円としています。

またROAは1.2%、ROEは8.0%とそれぞれ2026年3月期比で減少予想としていますが、ROAは前期の決算期変更影響を除くと専門事業のROAはほぼ横ばいの見込みとなっています。

最後に配当性向40%以上としている年間配当については、2026年3月期年間配当は27期連続増配、15%増配の46円(配当性向40.7%)、また、今期2027年3月期は28期連続増配となる11%増配の51円(配当性向45.8%)の予想としています。

なお、米国・イスラエルとイランの武力衝突にともなう中東情勢悪化による影響は、経済への影響範囲・期間等を見通すことは困難であることから、業績予想には織り込んでいない点は注意が必要です。

以上、2026年3月期は過去最高純益となった一方、今期予想は減益見通しとしているわけですが、特殊要因、すなわち2026年3月期の子会社の決算期変更による影響(228億円)を除けば、実質的には前期比206億円(+14.8%)の増益予想としているわけで心配する必要はないと考えています。

ということで、

実績〇、通期予想✕でも特殊要因除けば〇、11%増配予想で保有継続

です。

(連続増配銘柄への妄信的投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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