6月23日にエネルギー大手のロイヤル・ダッチシェル(RDS.B)からの配当金を受領しました。
ロイヤル・ダッチシェルと言えば減配、減配と言えばロイヤル・ダッチシェル。
すでに何度もふれているとおり、この銘柄は4月30日に66%もの大減配を発表。
それが今回の配当からとなっているわけです。
ということで今回の配当額ですが、1株当たり0.94ドルから0.32ドル、総額(税引き前)では865ドル。
ちなみに減配前が2540ドルでしたから、やはり減配による影響の大きさがわかります。
以前にも書きましたが、実はこの銘柄の一般預かり分は既にすべて売却済み。
にもかかわらず今回は配当が入金されたのは、もちろん配当の権利取り日までこの銘柄の保有を続けていたから。
そしてここからが重要なのですが、ロイヤル・ダッチシェル売却の資金で購入したのが同業のシェブロン(CVX)。
そしてそのシェブロンからの配当を(も)受領したことはすでにお伝えしたとおり。
で何が言いたいのか?
と言うと、ロイヤル・ダッチシェル大減配による配当収入の影響(減少)額は、今回受領したロイヤル・ダッチシェルからの配当、つまり。
減配前:2540ドル
減配後:865ドル
減少額:1675ドル
ではなく、
減配前:2540ドル
減配後
ロイヤル・ダッチシェルからの配当:865ドル
+
シェブロンからの配当:1108ドル
減少額:567ドル
であるということ。
つまりインカムゲイン投資家として配当の減少分を最小限にすべく、ロイヤル・ダッチシェルの売却とシェブロンの購入タイミング、権利取り日と権利落ち日をちゃんと考えていた。
転んでもタダでは起きなかった。
という点に注目していただきたい。
「それはわかったけど、ロイヤル・ダッチシェルの手仕舞いでいくら損したんだったっけ??」
って言われるとぐうの音も出ません、、、、(涙汗)
ただ当方の場合保有期間は一生。
「この損失はいつかは取り返せるさっ。」
とうそぶいて配当追求の道をひた走る中年投資家なのでした。
(配当受領タイミングのみを重視しての投資(売買)にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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こんにちは。
RDS.Bの事件は大変残念な出来事でした…。
配当の減配は株価が下がりきったかな?というところで更に追い討ちをかけるように実施されるというのが衝撃的でした。
配当金狙いの投資は逆張りで、しかも配当金の減配に怯えるという半株式・半債券的な感じなんですね…。
(債券ではテールリスクや倒産確率やらをガチャガチャ計算する投資みたいですからね)
運用期間が長く取れるのであれば、FCFの伸びを重視して一旦配当金は隅に置いておく投資の方が結果的に配当金も伸びていく気がします。
(当方は一貫して石油株はXOMやRDS.BやBPではなくCVXを選好しています。)
ひろーさん
こんばんは。
まさに衝撃的、歴史に名を残す減配でした。
そもそも運用期間を長く取れるのであれば、配当利回りより増配率重視の比重がより高くなります。
その意味で若い方がとてもうらやましい。
こんばんは。
運用期間を長く取る、というのは60歳になったら運用を終えるというよりも80歳になっても運用しているというイメージの方が近いような気がします。
そうなると、20代30代は実はそこまでインカムに拘らなくても良いし(複利でインカムゲインよりもキャピタルとインカム複合戦略の方が税金的に有利)、実は50代でも残り30年以上運用年数があるわけで。
そうなるともう少し投資基準を緩めて高増配率の好配当株をポートフォリオに含めた方がいいのかもしれませんね。