銘柄研究

ライバル比較 コカ・コーラ vs ペプシコ でコロナでのコカ・コーラの過小評価が明らかな理由

飲料大手のコカ・コーラとペプシコはすでに第3四半期決算を発表しているわけですが、今回は久しぶりに両社の比較を行ってみたいと思います。(数字はいずれも会計基準ベース)

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まずは売上から。

御覧のとおり前年同期比でコカ・コーラのマイナス9%に対して、ペプシコは5.3%の増収。

但しペプシコは飲料事業の他にスナックとシリアル事業も手掛けていますので(というかむしろこちらの方が優等生)、純粋におひざ元の北米の飲料事業だけを抜き出した場合は以下のとおり。

こちらもコカ・コーラの1.6%の減収に対してペプシコの5.6%の増収とペプシコに軍配が。

次に営業利益。

こちらも前年同期比でコカ・コーラのマイナス8%に対してペプシコの5.5%の増益とやはりペプシコに軍配。

ということでここまではペプシコの圧勝。

ただ当方、コカ・コーラは現在の新型コロナ流行によるレストラン、シアター、スタジアム、コンサート等いわゆる家庭外での消費の減少によって過小評価されていると考えています。

その理由がこちら。

そう、毎度おなじみ、稼ぐ力を表す営業キャッシュフローマージン。

御覧のとおりこちらは数字を落としているとは言え、コカ・コーラがペプシコを圧倒している。

しかしここ最近の株価はペプシコに水をあけられている。(青がコカ・コーラ、赤がペプシコ)

「いつかはコカ・コーラ。」と思い続けいまだに購入していないこの銘柄ですが、

「コロナ下の今がチャンスかも。」という思いが芽生えつつある今日この頃です。

(コロナの影響を強く受けやすい銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. ウィニングチケット より:

    おはようございます。


    売上高や利益高だけ見ると、
    ペプシコが圧倒的ですね。


    しかし、営業キャッシュフロー利益率は
    倍以上コカ・コーラが良いという。。。

    やはりコカ・コーラですね。
    配当利回りもっと高ければ即買いたいですね。
    なかなか株価は下がらないですが(ʃƪ^3^)

    • naobito より:

      ウィニングチケットさん
      こんばんは。
      そう、飲料事業での稼ぐ力、いわゆるブランド力は圧倒的にコカ・コーラ。
      当方も利回りがもう少し上がってくれれば、と常々思いながらはや数年が過ぎてしまいました。(苦笑い)

  2. ウィニングチケット より:

    こんばんは。

    今晩は結構下げそうですね(笑)

    コカ・コーラ
    ペプシコ
    マクドナルド
    プロクター&ギャンブル
    ジョンソン・エンド・ジョンソン
    あたりはまだまだ高いですが、、

    おっ
    AT&Tと
    intelが年初来安値県です(ʃƪ^3^)

    • naobito より:

      ウィニングチケットさん
      おはようございます。
      下げてますねー。
      この調子で行ってくれればいよいよ念願のコカ・コーラが手に入りそうです。
      頑張れ!(笑)

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