1月24日に投函した確定(還付)申告書ですが、税務署から質問が来ることはなく2月13日にはがき(国税還付金振込受領書)が届き、2月15日に申告したとおりの還付金が入金されました。
別に悪い事をしているわけでもなんでもないのですが、この振込受領書を受け取るまでの期間って結構ドキドキです。
今回の還付金ですが約41万円。
配当収入で控除された所得税の全額が無事戻って来ることになりました。
過去に何度も書いていますが、確定申告と還付申告は別物であり、還付申告の場合は1月から申告が可能となっています。
もちろん還付できたのは損益通算したから。
そして損益通算したということは株式での売却損があったから。
しかもその損失額は莫大。
ご存じのとおり使い入れなかった売却損は3年間繰り越せますから、長期保有を基本とする当方の場合(多額の益出しをする可能性は低いわけで)当分所得税を支払う必要がありません。
尚、今回の還付金での投資ですが、ギリアド・サイエンシズ(GILD)への追加投資を行いました。
ギリアド・サイエンシズ(Gilead Sciences, Inc.)は医薬品の発見・開発・商業化を行う研究型バイオ医薬品会社である。
【事業内容】
同社の製品ポートフォリオと治験薬のパイプラインはヒト免疫不全ウイルス、後天性免疫不全症候群(HIV/AIDS)、肝疾患、癌、炎症、呼吸器疾患、心血管疾患を含む。
HIV/AIDS患者用製品は「Descovy」、「Odefsey」、「Genvoya」、「Stribild」、「Complera」、「Eviplera」、「Truvada」、「Emtriva」、「Tybost」、「Vitekta」を含む。
肝臓疾患患者用製品は「Vemlidy」、「Epclusa」、「Harvoni」、「Sovaldi」、「Viread」、「Hepsera」を含む。同社は血液学・腫瘍疾患の患者にZydeligを提供する。
心臓血管疾患の患者用製品は「Letairis」、「Ranexa」、「Lexiscan」を含む。
炎症・呼吸器疾患治療用の製品は「Cayston」と「Tamiflu」を含む。
(SBI証券より)
ギリアド・サイエンシズと言えば新柄コロナ治療薬のレムデシビル。
前期2020年決算ではその売上が前年同期のゼロから第4四半期だけで19.38億ドルと日本円換算で2,000億を突破し、なんと売上全体の26%にまで到達。
そして利益の方は、特殊要因を除いた調整後1株利益で2.19ドルとレムデシビルの売上増加とマージンの増加により前年同四半期の1.10ドルに対して約2倍となり、まさにレムデシビル様様の決算となっています。
しかし今回当方が追加投資した理由はレムデシビルに対する期待からではない。
現に会社自身が2021年通期予想でレムデシビルの売上を2020年の28.1億ドルから年間で20億ドルから30億ドルと以下のコメントとともに極めて控えめに見積もっている。
・非常にダイナミックで複雑なグローバルヘルス環境のため、レムデシビルの売上は大きな変動と不確実性の影響を受けます。
・よってレムデシビルの売上を除く2021年通年のガイダンスを提供することが投資家にとって非常に有用であると考えています。
現在ギリアドは第2の柱を育てるべく2017年8月にはがん免疫療法の一つである「CAR-T細胞療法」のリーダー企業の1社であるカイトファーマ社を、そして2020年3月にはがん免疫治療薬を開発するフォーティセブン社を買収。
さらに2020年9月にはイミュノメディックス社の買収を発表し、がん治療薬開発に注力中となっています。
もちろん仮に開発が成功したとしても実際にがん治療薬が花開くのは数年先。
ただもうしばらくは現在主力のHIV治療薬で何とかしのいでくれる、そして増配を継続するはず、という目論みの下今回の追加投資を決めました。
ちなみに購入時の配当利回りは4.2%。
もちろんある意味リスクを取りに行ったこの銘柄への投資が凶と出るか吉と出るかは神のみぞ知る。
但し、今回の追加投資後でも当方のポートフォリオの中でこの銘柄が全体に占める割合は約3%にしかすぎません。
リスクコントロールはしているつもりです。
(数年先に期待しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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こんにちは。
もう還付されたんですね。
僕も1月に不動産の確定申告を行い、3万円くらい還付される計算でしたが、まだハガキ届かないですね。
あおばさん
そちらは少々時間がかかっているようですね。
うちのような新潟の田舎だと結構早いのかもしれません。たぶん税務署の忙しさ度合いも影響してるんでしょうね。