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バイオ医薬品銘柄のギリアド・サイエンシズ(GILD)が現地時間の10月28日に第3四半期決算を発表しました。
概要は以下のとおり。
売上は前年同期比で13%の増収と好調。
製品別の売上は以下のとおり。
主力のHIV製品(エイズ治療薬)は新型コロナの影響で前年同期比で減少したものの、コロナ治療薬のレムデシビルの大幅な増加によって増収を確保した状況が見て取れます。
そして利益の方ですが、特殊要因を除いた調整後1株利益で2.65ドルと売上増加に伴う営業利益の増加等により前年同四半期で20%を超える増益となっています。
また以下のとおり売上、調整後1株利益共にアナリスト予想を大幅に上回っています。
最後に2021年の通期予想は以下のとおり。
売上はレムデシビルの増加によって前回予想を引上げ。
また調整後1株利益についても7.90ドルから8.10ドルと前回予想に対して10%以上の増益予想としています。
前回第2四半期決算での予想時にはレムデシビルの売上の伸びをほとんど見込んでいなかったわけですが、それが一転。
もちろん会社の予想どおり今後新型コロナ感染拡大がおさまってくれば、レムデシビルの売上は減少するわけですが、そうなれば反対に現在コロナの影響で落ち込んでいるHIVをはじめとする主力製品の売上は伸びるわけでして。
以上、何はともあれ、
売上〇、利益〇、予想〇 でホールドです。
(新型コロナ治療薬への依存度が高まっている銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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