配当

アッヴィより配当受領 この銘柄保有継続の最大のカギを握るものとは?

2月16日に研究開発型バイオ医薬品企業のアッヴィ(ABBV)からの配当を受領しました。

この銘柄の増配タイミングは今回2月支払い時であり、すでにリリースされたとおり前回の1株当たり1.30ドルから8.5%増配の1.41ドルの配当支払となっています。

直近の業績ですが、2月2日にリリースした第4四半期決算は売上は若干アナリスト予想に届かなかったものの、利益の方は予想を上回っています。

また、2022年通期予想(調整後1株利益)は以下のとおり。

2021年実績に対して10%から12%の増加を見込んでおり、こちらもアナリスト予想の13.99ドルを上回りました。

以前から書いているとおり、アッヴィの場合は主力製品のヒュミラが米国での特許切れによって2023年に後発薬の販売が決まっており、他の製品がどこまでヒュミラの売上減少をカバーできるか、が最大の注目点であり保有継続のカギを握っているわけですが、会社が期待を寄せているスキリージとリンヴォックの売上は以下のとおり順調な伸びを示しています。

スキリージとは

乾癬(かんせん-免疫の異常によって皮膚や関節に特徴的な発疹などが起こる病気)の症状を改善する薬

リンヴォックとは

中等度から重度の関節リウマチ患者へのリウマチ薬

そしてアッヴィと言えば増配、今年の増配率は10%を切ってしまいましたが、それでも過去の増配率は文句なしのレベル。9年で3倍を超えています。

いずれにしても今後も投資の基本である決算、具体的には四半期決算のチェックを怠ることなくこの銘柄の保有継続の判断をしていきたいと考えているところです。

(主力製品の売上減少が確定している銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. ウィニングチケット より:

    こんにちは。
    米国増配株の中でも唯一、個別で投資しているアッヴィが
    またまた増配継続との事でニンマリです。

    最近ではマネックス証券の新機能で
    配当再投資モードが実装されたので
    アッヴィの配当金でアッヴィを自動的に
    買い増ししてくれるので
    個別株も自動運転モードに突入です。

    お小遣い全額配当貴族インデックスに
    自動積立しているのですが
    個別株も自動運転モードで
    何もしなくても増え続ける世界に突入しつつあります(笑)
    後は本業でしっかり稼ぐだけですっ

    ご報告が遅くなりましたが、来月から異動になりました。
    関東でいつかお会いしたかったのですが、関西に旅立ちます。
    機会がありましたら、ぜひ関西の美味しいお店でお会いしましょう。

    • naobito より:

      ウィニングチケットさん
      こんばんは。
      おーー、配当再投資モードなどという便利な機能があるのですね。
      使う間を与えず。これまた固い投資法ですね。
      関西に転勤ですか、関東ならいつかお会いできると思っていたのですが残念です。
      もし新潟に出張等ありましたら連絡下さい!新潟のおいしいお酒で一杯やりましょう。

      • ウィニングチケット より:

        おはようございます。

        新潟、未踏の地なのでぜひお邪魔したいです。
        お酒、お米、日本海の海鮮が楽しみです。
        新潟に行くときはぜひぜひよろしくお願いします(´ε` )

  2. ひろー より:

    こんにちは。

    おぉ、ウィニングチケットさんは関西に転勤ですか。
    関西は今の所地殻の歪みが関東以上に溜まっているので阿蘇〜日向灘〜和歌山〜京都〜北陸らへんは地震活動が活発になっていて注意期間なんですよね。
    何事も起きないように祈っています。

    こちらは相変わらず関東にいながらアメリカの仕事をこなしています。

    • ウィニングチケット より:

      ひろーさん、こんばんわ。
      ありがとうございます。
      外資系で相変わらずバリバリですね~。

      ひろーさんの銘柄評は鋭くて私は参考にさせていただいています。投資先の情報交換もこれからもよろしくお願いします。

  3. あおば より:

    なおびとさん、ご無沙汰しております。
    昨日ですが税務署のほうに行きまして、不動産と一緒に株式投資の損益相殺の届け出をしてきました。一昨年に損だした分を去年に取り戻すことができたので、確定申告に計上することで、少ない金額ですが還付を受けることができそうです。
    初歩的な質問ですみませんが、これは特定口座等を使って株式投資取引をした際に、損を穴埋めする時場合にのみ有効で、基本的に毎年プラスになっていれば届け出は不要なのでしょうか?毎年プラスの場合には、基本的に還付は受けられないと言う解釈であってますか?
    恥ずかしい質問ですが、すみません。

    • naobito より:

      あおばさん
      こんばんは。
      特定口座「源泉徴収あり」で取引した場合、所得税および住民税の源泉徴収を証券会社が行って納税するため、原則として確定申告は不要ですが、今回のように過去の株式取引の年間損益合計がマイナスの場合、毎年の確定申告を条件に、その損失の金額を翌年以降3年間にわたって繰り越すことが可能です。
      その結果過去の損失を使い切ってしまい、当期の年間損益がプラスであれば当然還付はありませんので、他に確定申告すべき項目がなければ確定申告は不要です。
      とこんな答えでよかったでしょうか?

  4. あおば より:

    ありがとうございます。
    今の自分にとって的を得た回答です。

    また今の自分の収入、属性からすると、不動産投資だけで収益を上げていくには限界があるので、やはり積み立てを軸とした株式投資も必要になってきます。
    ちなみにですが、アメリカはコロナの感染が収束してきて、経済は立て直しを見せていますが、一方でウクライナの問題が影を潜めています。この問題さえ片付けば、アメリカの株価は上昇するとみていますが、なおびとさんはしばらくそこを見せるまで様子を見ますか?それとも気にせずに連続増配の株式を買い進めますか?参考にさせてください

    • naobito より:

      あおばさん
      おはようございます。
      あおばさんが資産形成のために株式投資をするのであれば、コア投資はあくまでVTI等へのインデックス投資となります。
      そして投資期間を何年で見ているのかも重要。
      10年、いや15年以上の長期投資を考えているのなら、相場状況にかかわらず淡々とインデックス投資を続ければいいだけです。
      一方短期をお考えならインフレが高止まり、金利上昇が確定している今年の地合いは非常に悪い。
      キャッシュポジションを増やすべきと考えます。

  5. そだお より:

    こんばんは。
    ウィニングチケットさん、関西に異動なんですね。
    正直者さんとは新潟競馬場で、
    ウィニングチケットさんとは阪神競馬場か京都競馬場でお会いできる日を楽しみにしておきます。

    正直者さんにおかれましては、
    シェルからシェブロンに乗り換えた2020年5月にはびっくりしましたが、最近の原油高。
    2年たたないうちに原油がここまで戻すとは思っていませんでした。
    先を読むのは難しいです。

    • naobito より:

      そだおさん
      おはようございます。お元気そうで何よりです。
      当方競馬はやりませんが、競馬場ってきれいでいいですよね。
      新潟競馬場へお越しの際はご一報ください。
      ほんと先を読むのは難しい。でもそれが株式投資の魅力でもありますね。

    • ウィニングチケット より:

      そだおさん、こんばんわ。
      ありがとうございます。

      環境はかわり馴染んだ関東からはなれるのは寂しくなりますが、関西での新生活もこれまた楽しみです。

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