銘柄研究

3月の追加投資:ギリアド・サイエンシズに30万円の投資を行いました

3月の投資ですが、タイトルのとおりギリアド・サイエンシズ(GILD)への30万円の追加投資を行いました。

【会社概要】

ギリアド・サイエンシズ(Gilead Sciences, Inc.)は医薬品の発見・開発・商業化を行う研究型バイオ医薬品会社である。

【事業内容】

同社の製品ポートフォリオと治験薬のパイプラインはヒト免疫不全ウイルス、後天性免疫不全症候群(HIV/AIDS)、肝疾患、癌、炎症、呼吸器疾患、心血管疾患を含む。

HIV/AIDS患者用製品は「Descovy」、「Odefsey」、「Genvoya」、「Stribild」、「Complera」、「Eviplera」、「Truvada」、「Emtriva」、「Tybost」、「Vitekta」を含む。

肝臓疾患患者用製品は「Vemlidy」、「Epclusa」、「Harvoni」、「Sovaldi」、「Viread」、「Hepsera」を含む。同社は血液学・腫瘍疾患の患者にZydeligを提供する。

心臓血管疾患の患者用製品は「Letairis」、「Ranexa」、「Lexiscan」を含む。

炎症・呼吸器疾患治療用の製品は「Cayston」と「Tamiflu」を含む。

(SBI証券より)

ギリアド・サイエンシズと言えば最近あまり話題に上ることがなくなりましたが、新型コロナ治療薬のレムデシビル。

前期2020年第4四半期決算では、その売上が前年同四半期のゼロから一気に19.38億ドルと売上全体の26%にまで達しています。

しかし実は会社としてこの製品にはあまり期待していない。

その証拠に2021年通期予想ではレムデシビルの売上を2020年の28.1億ドルから20億ドル~30億ドルと横ばいか減少と極めて控えめに見積もっている。

ではなぜこの銘柄に投資したのか?

その理由が将来への期待。

現在ギリアドは第2の柱を育てるべく2017年8月にはがん免疫療法の一つである「CAR-T細胞療法」のリーダー企業の1社であるカイトファーマ社を、そして2020年3月にはがん免疫治療薬を開発するフォーティセブン社を買収。

さらに2020年9月にはイミュノメディックス社の買収を発表し、がん治療薬開発に注力中となっています。

もちろん仮に開発が成功したとしても実際にがん治療薬が花開くのは数年先。

ただもうしばらくは現在主力のHIV(エイズウイルス)治療薬で何とかしのいでくれる、そして増配を継続するはず、という目論みの下先月同様この銘柄への投資を決めました。

しかもそのHIV治療薬に関し、ギリアドは3月15日に同業のメルクと長期作用型のHIV治療薬の開発を目指し、それぞれの開発中の薬を組み合わせて試験を行う提携を発表した。

今回の提携で現在1日1回の投与が必要なHIV薬に対し、投与の頻度がこれより少なくて済む薬の開発を目指す、とのことで提携によってグラクソ・スミスクライン傘下の抗HIV薬事業、ヴィーブ・ヘルスケアに対抗する、と報じられています。

購入時の配当利回りは4.4%。

これで昨年11月から5か月連続でこの銘柄を購入したことになります。

もちろん将来のことは誰にもわからない。

がん治療薬の開発が成功するという保証はどこにもない。

但し今回の追加投資後のこの銘柄が当方のポートフォリオ全体に占める割合は4%にも満たないレベル。

リスク管理はしているつもりです。

(先行きに期待しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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