銘柄研究

株主総会議事録 アークランズ(9842)

5月29日(木)、ホームセンタームサシやかつやを展開するアークランズ(9842)の株主総会に出席してきました。

【特色】新潟地盤のHC『ムサシ』が中核、20年にLIXILビバ買収で業界5位に。傘下に外食子会社

【連結事業】小売78(2)、卸売2(3)、外食16(11)、不動産4(26)、他0(8) <24・2>

【小幅増益】26年2月期はHC純増2店(前期純減2店)。既存店は客数減でも日用品などの販売が堅調。PBの販売比率向上し粗利率も改善。人件費や出店費用かさむが小幅営業増益。営業外の有証売却益ない。

【協 業】食品スーパーのロピアと提携、北陸3県で『ロピア』を今春からFC運営。ペット事業強化へペッツファーストHD(23年度売上147億円)買収。表記未反映。

【業種】 他消費財小売り 時価総額順位 15/111社

【比較会社】3050 DCMHD,3191 ジョイ本田,8218 コメリ(会社四季報より)

この会社の総会出席は昨年に続き2回目となります。

株主総会議事録 アークランズ(9842)5月23日(木)、ホームセンタームサシやかつやを展開するアークランズ(9842)の株主総会に出席してきました。 会場は新潟県三条市...

会場は新潟県三条市にある本社5階ホール。

受付開始は9時、10時開催ということでしたが、朝の渋滞も考慮し早めに出発し9時30分くらいに到着。(ちなみに当方の株主出席票の番号は18番)

10時近くなって会場を見渡すと出席者はざっと50人位か?(ちなみに昨年が60人位だったのでちょっと少ない?)

机の上には昨年同様(お土産代わりの?)ペットボトルのお茶が1本。

予定どおり定刻10時にスタート。

議長である社長(佐藤好文氏)が議事を進行。

監査報告を経て事業報告は社長自らがその概要をざっと説明。(スクリーンとナレーション等で説明する会社もあるようですが、今年も口頭での説明でした。)

その後の質疑応答は以下のとおり。

①株主「3月1日付で坂本勝司取締役がグローバルグループ代表に就任したが、今回取締役を外れることになる。今後の去就は? 」

 坂本会長「今回の役職は基本名誉職です。但し事業を進める上で時には相談させていただきます。 」

②株主「今後の海外展開は?ホームセンター事業は増やさず引き続き外食を増やすのか?」

 社長「外食は引き続き進出を予定している、ホームセンター事業は現在台湾に2店舗あるが、今後は強化していきたい。」

③株主「ポイントについて、今は楽天に相乗りしているが今後の戦略は?」

 社長「アークランズ(ホームセンター)は楽天と自社の併用とする。現在楽天のみのムサシは今後自社ポイントも使えるようにしたい。」

 坂本新取締役「かつやについては楽天ポイントは導入していない。現在検討段階です。」

④株主「株主優待について 現在優待クロス取引(株主優待の取得を目的に、同じ銘柄を同じ株数で現物株式の買いと、信用取引の売建を同値で約定するように取引する手法)については制限をかけていないが、今後制限をかける予定は?」

 社長「現在優待内容に差をつけることはしておらず、今の所優待制度の変更は考えていない。」

⑤株主「現状PBRが0.8倍と1倍割れとなっているわけだが、社長として今後どんな会社にして行きたいか?」

 社長「資本コストに対する意識はある。今後も企業価値の向上に向け努力していきたい。」

最後に議案の採決に入り承認可決で閉会となりました。

終了は10時31分、同じく1時間以内の昨年よりさらに短い開催時間でした。

ちなみに昨年は60代くらいのその雰囲気や手慣れた質問の仕方から一般株主ではないと思われる株主が多くの質問をしていたのですが、今年はそのような方がいなかったので回答に対する抵抗もなく短く済んだのかもしれません。

以上、今年は質問をしてみようかとも思ったのですが、何分小心者の当方、いざその時になると心臓バクバク、ビビってしまいとてもマイクの前に立つ勇気はありませんでした、、、(汗)

ただ総会って一種独特な雰囲気があり、役員の顔を見ながら質問のやり取りを聞くだけでも出席する価値はあると思いますので、優待の改悪がない限り(つまり売却しない限り)来年も出席するつもりです。

(総会出席目的のみでの投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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