早速ですが2021年7月の累計配当収入(1月ー7月、税引き前金額)は以下のとおりとなりました。(超小さくてスミマセン。)
表は左から予想ドル金額、実績ドル金額、そして予想円金額、実績円金額となっており、いずれも税引前(グロス)金額です。
そしてドルベースでの差異は増配率の見込みと実績の差異等による差異であり、円ベースはこれに為替レートの差異が加わった結果となります。
御覧のとおり円ベースの合計金額は1,856,819円と予想に対してプラス258,494円。
ただ真に比較すべきはドルベースでの金額。
こちらの方もプラス1,902.02ドルと予想を上回る結果となっています。
当初設定した今年の年間予想配当額は281.8万円。
前年2020年の年間配当実績が約330万円でしたから、大幅な減額予想をしていた。
その最大の理由がエネルギー銘柄のエクソン・モービル(XOM)については安全を見て減配をすることを想定していたから。
しかしこの銘柄が減配することはなかった。
それどころか、今期に入ってから原油価格上昇の恩恵を受け、営業キャッシュフローは大幅に増加、設備投資と配当支払をまかなえるどころか、有利子負債の削減まで実施可能なレベルまで改善している。
むろん、地球温暖化防止のため世界全体が脱炭素社会に舵を切っている、というか舵を切らねばならない現状において、石油と天然ガスをメインとするエネルギー銘柄の将来が極めて暗いことは百も承知。
そしてそんな中、このセクターに過度に依存することが大幅にリスクを高めることとて重々承知している。
ただ世の中が変わるためにはある程度の時間が必要。
例えば発電供給量割合で見れば意外なことに石炭が全世界に占める割合は38.5%(2017年)でいまだ第1位。
我々が日常生活を送る中で、石炭など見ることはほぼない。
それが世の中の発電のメインであるばかりか、我が国日本でもいまだ27.6%(2020年)を占めているという事実を知っている人が何人いることか。
となれば石油産業終焉の前に、というかそれに先んじて世の中からなくなる、なくすべき産業はよりCO2排出量の多い石炭のはず。
ということで、
未来はないが意外にしぶといのでは?
と考えながらも、四半期決算を抜かりなく確認しつつこのセクターの保有を続ける中年投資家なのでした。
(まずは配当ありき、の投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
おはよう御座います。
素晴らしい不労所得ですね。
憧れます。
ちなみに、先月本社から会社の株式、配当10パーセントの話がありましたが…
会社とは、自分の収入減の諸悪の根源、断ってやりましたw
僕もなおびとさんと同じ道を歩みます。
あおばさん
こんにちは。
会社の株式の購入は義務ではなく、希望制だったということでしょうか。
もし毎年平均して10%であればものすごく魅力的ですが、あおばさんは自身で決めた道を歩まれるとのこと。
ただ現時点では収入の大半は会社からだと思いますので、「上手に利用する。」くらいの
気持ちで会社とはつかず離れず的にやられるのが良いのでは?と自身の反省を込めて思います。
こんにちは。
配当も良いですが、やはり会社の競争力の源泉は稼ぐ力と最終消費者に選ばれること。
そこら辺を履き違えないように投資をしたいものです。
配当が支払われる背後には汗水垂らしたり、知恵を振り絞って働く労働者がいます。
銘柄の配当の源泉となる経済活動に敬意を。
ところで、30代以下は役付にならない限り会社はあくまでも生活費を稼ぐところで、給与収入が減ったのに転職しないのは自分のした選択なので選択に責任を持てないのは違うかなと思いがちなのかもです。
リーマンショック後に就職した若手は会社への帰属意識は40台以上に比べて格段に薄いと思います。
ひろーさん
我が社の若い社員もある意味くったくなく、そして冷徹に判断して会社を辞める人が多いので、やはり当方のような古い年代の人間とは根本的に考え方が違うのでしょうね~。
あおばさんは確か40代前半だったと思いますが、管理職となって給料が減ったのは恐らくそれまでの残業代が多かったのと、管理職手当が低いからではないかと推測しています。
もしそうなら当方の会社と全く同じ。気持ちはよくわかります。