配当

IBMが増配のお知らせをリリース 1セント増配継続=売却

IBMが現地時間の4月25日に配当のお知らせをリリースしました。

今回のお知らせですが増配のタイミング。

実は今回のリリースにはいつにも増して注目している。

その理由ですが以前の記事でも書きましたが、この銘柄の増配率はここ数年右肩下がりとなっているばかりか2021年、そして2022年は2年連続で四半期ベースで1セント増配となっているためわずか0.6%と低迷している。

もし業績好調にもかかわらず次回も1セント増配を継続するようであれば、配当政策の変更、

つまり株主還元よりも成長を重視した政策へ完全に移行した。

と判断を下さざるを得ない。

となればインカムゲイン投資家として売却も視野に入れねばならない。

と考えているから。

ということで前置きが長くなりましたが、リリース内容は以下のとおり。

IBMの取締役会は本日、2023年5月10日現在の株主名簿に記載された株主に対して、2023年6月10日に支払うべき通常の四半期配当を普通株当たり1.66ドルに増額することを宣言しました。

IBMが四半期配当を増額するのは、今年で28年連続となります。

IBMは1916年以来、連続した四半期配当を支払っています。

IBMの会長兼最高経営責任者であるArvind Krishnaは次のように述べています。(以下抜粋)

”当社の一貫した収益成長、強力な収益源、堅実なキャッシュ生成により、当社は事業への投資だけでなく、配当を通じて株主への資本還元を行うことを可能としています。

うーん、これまでの配当が1.65ドルでしたから、残念ながら今回もまた四半期ベースで1セント増配に終わった。

Krishna氏のコメント(太字部分)が空しく聞こえる。

もやはこの銘柄は株主還元よりも成長を重視した政策へ完全に移行した。

との判断を下さざるを得ない。

ということで売却します。

と、ここで問題になるが配当利回り。

IBMの4月25日現在の利回りは5.24%。

仮にこの銘柄を売却して他の銘柄を購入する場合、インカムゲイン投資家として配当収入の減少を避けるためにはIBM以上の利回りの銘柄を購入する必要がある。

ただ当方、すでにめぼしはつけてある。

それがベスト バイ(BBY)の買い増し。

現在の配当利回りは5.16%とIBMとほぼ変わらない。

ただ人間欲深いものでできればIBMの株価が上がり(利回りが下がり)、かつベストバイの株価が下落してくれないか(つまり利回りが上がってくれないか)、などと都合のいいことを考えて始めている。

過去に何度も痛い目を見ていることも忘れて、、、、

(将来の成長への投資により舵を切った銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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