IBMが現地時間の4月30日に配当のお知らせをリリースしました。
今回のお知らせですが増配のタイミング。
この銘柄の増配率はここ数年右肩下がりとなっているばかりか2021年以降は3年連続で四半期ベースで1セント増配となっているためわずか0.6%と低迷している。
株主還元よりも成長を重視した政策へ完全に移行したこの銘柄、おそらく業績に関係なく今回もまた1セントのはず。
との思いが。
リリース内容は以下のとおり。
IBMの取締役会は本日、2024年5月10日現在の株主名簿に記録された株主に対し、2024年6月10日に支払う四半期配当金を普通株式1株当たり1.67ドルに増額することを発表しました。
IBMが四半期配当を増配するのは今年で29年連続となります。
IBMは1916年以来、四半期ごとに連続配当を実施しています。
IBMの会長兼最高経営責任者であるアービンド・クリシュナ(Arvind Krishna)は次のように述べています。
「IBMは、ハイブリッド・クラウドとAIという、現代において最も変革をもたらす2つのテクノロジーに引き続き注力しており、この2つのテクノロジーは、当社とお客様の成長を牽引し続けています。
当社の事業は好調で、持続的な収益成長、生産性の向上、堅実なキャッシュ創出があり、これらすべてが継続的なイノベーションのための投資と配当による株主への資本還元を可能にしています。」
うーん、予想どおり。これまでの配当が1.66ドルでしたから、残念ながら今回もまた四半期ベースで1セント増配に終わってしまった。
ただ腐っても鯛ではないですが、1セントでも増配は増配。
当方の場合現在この銘柄が米国株全体に占める割合は1%にも満たない。
低成長とは言え曲がりなりにもAI関連事業に従事し、29年連続増配を継続している銘柄を売却する理由はありません。
(将来の成長への投資により舵を切った銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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