ヘルスケア大手のジョンソン エンド ジョンソン(JNJ)が現地時間の4月16日に2024年第1四半期決算を発表した事はすでに記事にしていますが、例年同様配当のお知らせもリリースしました。
その内容は以下のとおり。
ジョンソン・エンド・ジョンソンは本日、取締役会が四半期配当を1株当たり1.19ドルから1.24ドルへ4.2%増配し、62年連続の増配を宣言したと発表しました。
これにより、年間配当金は従来の1株当たり4.76ドルから4.96ドルとなります。
次回の四半期配当金は、2024年5月21日の営業終了時の株主名簿に記載された株主に対し、2024年6月4日に支払わます。
尚、配当落ち日は2024年5月20日です。
上記記載のとおりこれで配当貴族銘柄の基準である25年連続増配の2倍をゆうに超える62年連続増配を達成。
ただこれまでジョンソン・エンド・ジョンソンは毎年5%を超えるレベルを維持し続けて来たわけですが、残念ながら今回は5%を下回る結果となった。
しかし当方、今回の増配はある意味価値ある増配と考えています。
その理由ですが、今回はケンビューとして上場した消費者向け事業のスピンオフ後である、つまり一つの事業を失った後での増配だから。
ここ最近の株価は市場平均を下回る状況が続いていますが、今月には心血管系の医療機器を手がけるショックウェーブ・メディカルを131億ドルで買収することで合意、将来の成長への布石もしっかり打っている。
この銘柄と歩みを伴にする意志に何の揺らぎもありません。
(25年初めにベストセラー医薬品(乾癬(かんせん)治療薬「ステラーラ」)が後発薬との競争に巻き込まれる銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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