配当

スリーエムから配当受領 2つの訴訟和解による巨額損失計上もホールドの理由

12月13日に化学・電気素材大手のスリーエム(MMM)からの配当を受領しました。

この銘柄の増配タイミングは3月支払い時、ということで今回も前回同様1株当たり1.50ドルとなっています。

直近の業績ですが10月24日発表の2023年第3四半期決算は前年同期比で約4%の減収でしたが、利益の方は当期損失2,075百万ドルを計上。

その理由はすでに8月29日に発表したとおり、現役・退役の米軍人が提訴した軍需用耳栓の欠陥に関する約26万件の訴訟が裁判所が選任した交渉原告団と合意に達した、ということで今回42億ドルの税引き前費用を計上したため。

但し、この和解費用を含む特殊要因を除いた調整後1株利益は2.68ドルと前年同期の2.60ドルに対し3.1%の増益となっています。

また今期2023年通期予想(NONーGAAPベース)ですが、調整後1株利益で前回の8.60ドル~9.10ドルから8.95ドル~9.15ドルと前回予想を上方修正しています。

上方修正と言えば聞こえはいいですが、あくまで調整後の利益であり、会計基準ベースで見れば第2四半期のPFAS飲料水汚染訴訟での税引前費用で103億ドルという巨額の和解費用計上に続き、今回も巨額の和解費用計上したこの銘柄。

ただ当方のスタンスはホールド。

その理由ですが、いまだ期の途中とは言え、配当の源泉である営業キャッシュフロー(9ヶ月累計値)が前期の3,669百万ドルに対し4,694百万ドルと大きく増加していること。

そして営業キャッシュフロー(調整後)予想を上方修正したこともインカムゲイン投資家に安心感を与えています。

ということで、来年1月発表予定の第4四半期決算に注目しているところです。

(65年という連続増配年数のみを妄信しての購入にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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