配当

フィリップ・モリスより配当金受領 増配率に失望するも保有し続ける理由

少々前の情報となって恐縮ですが、10月14日にたばこ銘柄のフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)から配当金を受領しました。

この銘柄の増配タイミングは今回10月支払い時、ということですでに現地時間の9月14日に発表されたとおりこれまでの1株当たり1.25ドルから1.6%増配の1.27ドルとなっています。

以前も書きましたが以下の増配率推移を見るまでもなく今回の増配率は想定外の、非常に残念な数字であり失望は隠せません。

2018年:6.5%

2019年:2.6%

2020年:2.6%

2021年:4.2%

2022年:1.6%

正直昨年の4.2%には届かなくてもそれに近い数字を出してくると考えていた。

しかし現地時間の10月20日に発表した第3四半期決算は、売上、利益ともにアナリスト予想を大幅に上回ったものの冷静に見ればロシア侵攻の影響もあり、会計基準ベースで以下のとおり前年同期比では二ケタ減益となっており、通期予想も前回予想を下方修正したことと合わせればある意味納得せざるを得ない。

但し、当たり前の話ですが我々投資家がたばこ銘柄に投資する理由は配当。

そして今回増配率という意味では大いに失望した。

ただ、この銘柄の保有を当面継続します。

その理由は、フィリップモリスとアルトリアが前日2024年4月30日をもって 加熱式たばこIQOS(アイコス)システムの販売関係を終了することに合意した(というかフィリップモリスが長期の契約に合意しなかった。)ことをリリースしたから。

現在加熱式たばこはいまだ米国での販売を行って(というか行えて)いないわけですが、いずれにしても2024年4月30日以降はアルトリアに代わりフィリップモリスが米国におけるIQOS(アイコス)システムの販売に関する全権利を有することになる。

これで加熱式たばこの米国市場参入が可能となるわけで、今後益々加熱式たばこの売上が拡大することになる。

さらに仮に無煙たばこ大手、スウェディッシュ・マッチへの買収提案がまとまれば、無煙たばこにおいても米国市場での販売が可能となる。

むろんこれらが成功するかは現時点ではわからない。

ただ将来への希望がある。

これだけは確かです。

(何やかや言っても健康被害からは逃れられない銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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