決算発表

AT&Tの2022年第3四半期決算 売上〇、利益〇、予想〇=ホールド

通信大手のAT&T(T)が現地時間の10月20日に第3四半期決算を発表しました。

まずは決算概要(会計基準ベース)は以下のとおり。

売上は前年同期比で4.1%の減収となっていますが、減収の主な理由は前期に行った米国ビデオ事業売却の影響によるものでありメインの通信事業は前年同期比6%増と好調を維持、ビデオ事業売却の影響を除いた売上は前年同期の291億ドルから3.1%増加しています。

また注目の携帯電話の後払い契約者数は70万8000件の純増と好調を維持しています。

次に利益ですが、会計基準ベースの1株利益(継続事業)が前年同期の0.63ドルから0.79ドル、また特殊要因を除いた調整後1株利益でも以下のとおり前年同期の0.66ドルから0.68ドルとなっておりともに増益。

そしてアナリスト予想との比較では、以下のとおり売上、調整後1株利益ともに予想を上回っています。

また通期予想に関しては、前回第2四半期決算発表時、通年のフリーキャッシュフロー予想をそれまでの160億ドルから140億ドルへと20億ドル下方修正したわけですが、決算説明会で更なる下方修正はせず「140億ドル達成の目処が立った」とコメントしています。

そして今期のメインの通信事業の売上成長率を4.5%~5%の範囲の「上限」とし、第2四半期時の4.5%~5%の範囲から引き上げ、また継続事業からの調整後1株利益は通期で2.50ドルまたはそれ以上としています。

ちなみに140億ドルのフリーキャッシュフローでも現在の配当は十分維持できるレベル。

以上、売上〇、利益〇、予想〇=ホールド

とします。

(配当貴族銘柄から陥落した銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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