通信大手のAT&T(T)が現地時間の3月26日、配当のお知らせをリリースしました。
その内容は以下のとおり。
AT&Tの取締役会は本日、同社の普通株式に対して1株あたり0.52ドルの四半期配当を発表しました。
配当金は、2021年5月3日に、2021年4月9日の営業終了時点の株主に対し支払われます。
この銘柄の増配タイミングは12月の配当お知らせ時、ということで今回も前回と同額の配当となっています。
その前回の発表時残念ながら増配はせず、ついに連続増配が途切れてしまった。
しかし当方、この銘柄の保有を続けている。
その理由は、
この銘柄は定期預金と考えているから。
って言うと、
「何言ってんの?株式に投資してるんだから定期預金はおかしいでしょ。」
って確かにそのとおり。
正確に言えば、定期預金的役割を期待しているということ。
そして具体的に言えば、年利5.5%(手取りベース)という超高利回りの定期預金。
ということになります。
確かにAT&Tの増配はストップしてしまった。
しかし、今年の配当維持をすでに公言している。
5.5%というのは現在の約7%の配当利回りの源泉分の20%(※外国税額控除加味)を控除した手取り分ということになります。
って言うと、
「確かに現在の利回りが高いのはわかるけど、所詮は株式投資、定期預金と違って元本保証されてないんだから、いくら高配当でも株価が下落して元本自体が減っちゃったら全然意味ないでしょ?」
ってそのとおり。
ただ当方の場合、定期預金のように期限を設けてはいない。
つまり基本保有期間は一生。
そしてこの銘柄は通信事業を営んでいる。
通信事業銘柄と言えばディフェンシブ銘柄。
ディフェンシブ銘柄と言えば安定。景気動向に業績が左右されにくい。
しかも現状米国市場ではAT&Tを含む3銘柄がほぼ独占している。
さらに現在無配のライバルTモバイルとは違いベライゾン同様株主還元を重視している。
もちろん、四半期ごとの決算チェックによって減配の可能性が生じた場合は話は別。
但し、高成長は望めないものの安定的な業績を背景に今後も減配の可能性は極めて低いのでは?、と考えているのですが楽観的過ぎるでしょうか?
(投資にあたってはこちらの情報を参考にしていただけるとさらにこれら銘柄の理解が深まるかと。)
(増配をストップしたディフェンシブ銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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