全米に2,000以上の店舗を展開するアメリカ最大のディスカウントストアチェーンのターゲット(TGT)が現地時間の5月20日に2026年第1四半期決算を発表しました。
ターゲット(Target Corp)は、店舗及びデジタルチャネルを通じて、顧客に商品を販売する総合商品小売業者である。
【事業内容】
顧客に日用品とファッショナブルで差別化された商品を割引価格で提供する。
大半の店舗では、雑貨と食品を幅広く取り揃える。
商品のカテゴリーには、衣料品・アクセサリー、美容・家庭用品、食品・飲料、ハードライン、及び家庭用家具・装飾品が含まれる。
ほとんどの店舗は、17万平方フィート以上の広さがあり、従来のスーパーマーケットに匹敵する多様な雑貨と食品のフルラインを提供する。
デジタルチャネルでは、店舗で販売される多くの商品に加え、自営及び第三者が販売する補完的な品揃えを含む多様な商品と食品の品揃えを提供する。
ブランドには、「A New Day」、「Ava & Viv」、「Cloud Island」、「Favorite Day」等がある。
約2000の店舗と「Target.com」でサービスを提供する。
(SBI証券より)
概要は以下のとおり。
売上は前年同期比で商品売上高が6.4%、非商品売上高が24.6%それぞれ増加し、全体で6.7%の増収。
既存店売上高は市場予想を上回る5.6%の増収、うち既存店舗売上高は4.7%、デジタル売上高は即日配送に牽引され8.9%それぞれ増加しました。
次に利益は、会計基準ベースの1株利益は前年同期の2.27ドルに対し1.71ドルと24.5%減となっていますが、これは主に前年同期に原告となったクレジットカードの手数料訴訟における和解金を計上したこと(特殊要因)によるものであり、特殊要因を除いた調整後1株利益は売上増加、生産性向上、値下げ率の低下等により前年同期の1.30ドルに対して1.71ドルと31.5%増となっています。
そしてアナリスト予想との比較では以下のとおり売上、調整後1株利益ともに予想を上回っており、特に利益は大きく上振れています。
最後に注目の今期2026年の通期見通しですが、以下のとおり既存店売上高、1株利益、調整後1株利益すべてにおいて前回見通しを引き上げています。
以上、前期2025年はアパレルや家庭用家具など必需品以外の消費低迷が続き厳しい結果に終わったこの銘柄ですが、新規出店や改装、ベビー用品や健康関連の拡充といった商品戦略を見直したことが奏功、また価格引き下げもあり主要6商品カテゴリーすべてで売上増を記録するなど実に6四半期ぶりに増収となり、通期見通しの引き上げを含め第1四半期は幸先の良いスタートとなりました。
尚、マイケル・フィデルケCEOはメディアとの電話会議で、「見通しを上方修正したものの、われわれが直面している課題やマクロ経済環境における不確実性が続いていることを踏まえ、引き続き慎重な見通しを維持している」とコメントしています。
ということで、
実績〇 対市場予想〇 通期見通し〇=保有継続
です。
(54年という連続増配年数のみを妄信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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