決算発表

ビジネスブレイン太田昭和の2027年3月期第1四半期決算 実績✕、通期予想△、配当△(でも)=保有継続

コンサルやシステム開発等を手掛けるビジネスブレイン太田昭和(9658)が8月13日に2027年3月期第1四半期決算を発表しました。

【特色】コンサル、システム構築・開発が柱。会計システムに強み。持分にグローバルセキュリティ社

【連結事業】コンサルティング・システム開発55(0)、SES共創サービス21(2)、BPO&マネージメントサービス24(2) <26・3>

【快 走】証券業界向けシステム開発が不調続く。BPOは受注広がるが投資増で利益減る。ただ主軸の会計コンサル、システム開発が好調。前期あった会計コンサルの不採算プロジェクトも減少。営業益増勢。持分法による投資利益減り純益減。増配。

【先行投資】AI関連向け中心に今期研究開発投資を倍増(6億円)させる。日本ナレッジ社と業務提携、生成AI技術で協業。

【業種】 SI・ソフトウェア開発 時価総額順位 49/270社(会社四季報より)

概要は以下のとおり。

まず売上収益は、報告セグメント全てにおいて前年を上回る実績となり、全体として前期比4.6%増加の10,516百万円。

一方利益は、売上収益の増加とともに外注費、人件費ともに増加、また販売費及び一般管理費がAIの活用や、当社の次世代ソリューションへの研究開発を積極的に行った結果大幅に増加し、事業利益及び営業利益299百万円(前年同四半期比54.2%減)、(親会社の所有者に帰属する)四半期利益213百万円(前年同四半期比61.3%減)と大幅な減益に終わっています。

※事業利益:特殊要因を除いた営業利益

そして注目の今期2027年3月期通期予想ですが、要員配置の偏在による稼働率の低下、新規プロジェクトの立ち上がりの遅れ及び事業所移転に伴う費用の発生等により上期である第2四半期(中間期)の業績予想は下方修正したものの、受注は堅調に推移しており、これらの要因の一部は一過性であることから、第2四半期以降、収益性は段階的に改善するものと見込み、以下のとおり売上収益:前期比3.6%増収の43,600百万円、事業利益:前期比0.9%増益の3,430百万円、営業利益:前期比5.2%増益の3,430百万円、当期利益:前期比4.6%減益の2,848百万円とし、前回予想を据え置いています。

 

最後に配当ですが、年間47円、実質前期比4.4%増配から変更はありません。

以上第1四半期は大幅減益に終わり上期予想を下方修正したものの、通期予想は据え置いたわけですが、「今後の受注動向、プロジェクトの進捗及び収益性の改善状況等を見極める必要があり、今後、業績予想の修正が必要となった場合には、速やかに公表する。」としていることから、下方修正の可能性があることを念頭に置いた方がよいかもしれません。

但し、この銘柄の場合、インカムゲイン投資家にとって基本利益を上げている限り減配の心配のない株主資本配当率(DOE)の5%を基本とする配当方針を導入しているから、少なくとも減配の可能性はないのでは?と楽観しているところです。

ということで、

実績✕、通期予想△、配当△(でも)=保有継続

です。

(顧客企業の設備投資動向の影響を大きく受けやすい銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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