今回AT&T(T)からのスピンオフによって誕生したワーナー・ブラザーズ・ディスカバリー(WBD)ですが、当方すでに売却しています。
但し、ネットフリックスショックの流れを受けて十分値を下げたところで、、、(汗)
こういうところがセンスのなさ。やはり当方、キャピタルゲイン投資には向かないことを再認識。
ただ売却の一番の理由は、エンターテインメント事業という事業柄、高配当は期待できないから。
もちろん現時点では配当政策については明らかになっていないわけですが、少なくともディスカバリー時代は無配だった。
ちなみに同業のウォルトディズニー(DIS)、ネットフリックス(NFLX)も現在無配。
とここで気になるのが、スピンオフによって誕生した銘柄の取得価額。
「勝手にスピンオフして勝手に入庫されたんだからゼロじゃないの?」という方がいるかもしれませんが(いないか、、、)、そんなことはない。
ちなみにSBI証券から送付された「外国株式等株式分割・権利売却等のご案内」には、株数に関する情報のみしか記載されていない。
通常で考えれば、分割割合から取得価額を計算するのがセオリー。
今回の場合、AT&T株1株につき0.241917株のワーナー・ブラザーズ・ディスカバリー株が割り当てられましたから、その割合で計算することになるはず。
つまりAT&T株4.133649株につき1株のワーナー・ブラザーズ・ディスカバリー株が割り当てられたわけだから、例えばAT&T株1株を1,000円で購入していた場合、
1,000円×1/5.133649≒195円
となるはず。
確定申告はまだまだずーーっと先ですが、昨年スピンオフしたIBM(キンドリル)の際は上記の考えに基づき計算、申告し税務署からお咎めはありませんでしたのでおそらく大丈夫かと。
<追伸>
ちなみにスピンオフに関しIBMの際にSBI証券に問い合わせした結果、以下のような回答を受領しています。
A(nswer)
お問い合わせの件につきまして、ご回答申し上げます。
KD株式に対する取得単価に関しては、IBM株式に対して、IBM株式を買付した際の取引報告書、ならびに発行済みの「外国株式等株式分割・権利売却等のご案内(兼)支払通知書」のこれらの報告書をもって、いくらとするべきか所轄の税務署へご確認ください。
お手数をおかけし、誠に申し訳ございません。
よって期待されない方がよろしいかと。
以上、ご参考まで。
(免責事項:スピンオフした銘柄に関する確定申告にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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