銘柄研究

アルトリア(MO)が自社株買い拡大と2024年通期業績予想の上方修正を発表

現地時間の3月14日にたばこ銘柄のアルトリア(MO)が、自社株買い拡大と2024年通期業績予想の上方修正を発表しました。

発表内容(抜粋)は以下のとおり。

・保有するベルギーのビールメーカー、アンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABI)(NYSE:BUD)株3,500万株を売却する。

・売却後、アルトリアのABIに対する保有割合は約8.1%(引受人の追加購入オプションが完全に行使されたと仮定した場合、約7.8%)となる。

・売却に伴い現在の10億ドルの自社株買いプログラムを24億ドル増額する。自社株買いは2024年12月31日までに完了する予定。

・2028年まで毎年1株当たり1桁台半ばの配当成長を目標とする現在の配当目標は引き続き維持する。

・自社株買いに伴い2024年度通期の調整後希薄化後一株当たり利益(EPS)のガイダンスを5.05ドルから5.17ドルの範囲に引き上げ、2023年度の4.95ドルを基準として2%から4.5%の成長率とする。

アルトリアと言えば今さら説明の必要はないでしょうが、代表的な連続増配銘柄。

その増配年数は旧フィリップモリス時代から数え半世紀を超える53年にまで達しています。

そのアルトリアが今回保有するアンハイザー・ブッシュ・インベブの一部売却による自社株買いの拡大と通期予想の上方修正を発表した、いや、してくれた。

たばこ銘柄と言えば常に健康被害と隣り合わせにあり、ある意味未来のない銘柄と位置付けられている。

そんな銘柄を2008年に初めて購入、その後2011年、12年、18年、2021年と計4度の買い増しを実施しひたすら保有を続けてきました。

もちろん株価上昇に期待できないことは百も承知。

ただそんな銘柄を愚直に保有し続けた結果どうなったか?

昨年の購入額ベースでの配当利回り(税前)はなんと17%にまで達している。

これからも定期預金的銘柄として保有を続けるつもりです。

(株価上昇に期待できない定期預金的銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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