投資成功のヒント

「次は何を買おうかリスト(配当貴族銘柄編)」をアップデートしました。(2020年6月末時点) 皆さんの銘柄選びの参考になれば幸いです

早速ですが先月初めて作成した「次は何を買おうかリスト(配当貴族銘柄編)」のアップデートを行いました。

配当貴族銘柄とはご存じのとおり25年以上連続銘柄を続ける企業のこと。

そして取り上げた銘柄は、以下の基準を満たしている銘柄。

・S&P500銘柄

・25年以上連続増配継続

・時価総額30億ドル以上

つまり、S&P 500 Dividend Aristocrat index に従った基準を満たしている銘柄となっています。

ということでこちらが6月末現在のリストとなります。

ベースは4月30日時点で基準を満たした銘柄。そして予想配当利回りの他に予想PERを追加しています。

これを見ると25年以上の増配を続けている銘柄でもその配当利回り、つまりある意味人気度には大きなばらつきがあることがわかります。

そして利回り上位10銘柄がこちら。

こちらにはエクソン・モービル、AT&T等の「次は何を買おうかリスト」での常連銘柄の他、我々日本人投資家には見慣れない銘柄達も数多くランクインしている状況が見て取れます。

参考までにそれら銘柄の会社概要は以下のとおり。

ピープルズ・ユナイテッド・ファイナンシャル
ピープルズ・ユナイテッド・ファイナンシャルは米国の金融持株会社。
個人、中小企業、地方自治体向けに商業銀行、小売銀行、卸売銀行、財産管理などのサービス、また、信託、現金管理、地方自治体向け資金調達などのサービスを提供。
その他、証券仲介、投資顧問、投資管理、ファイナンスリース、生命保険などの事業を展開。

フランクリン・リソーシズ
フランクリン・リソーシズは米国の資産運用持株会社。
フランクリン・テンプルトン・インベストメントは子会社。米国内外の機関投資家、個人資産家、ラップ口座保有顧客に投資信託の運用・管理、投資アドバイス、株主向けサービス、オープンエンド型ファンドの引き受け、売り出し・募集、証券代行、証券保管、信託などのサービスを提供。

フェデラル・リアルティ・インベストメント・トラスト
フェデラル・リアルティ・インベストメント・トラストは米国の不動産投資信託会社。
小売・複合施設の所有、管理、開発、再開発を手掛ける。
主に米国東北部、中部太平洋地域、およびカリフォルニア州において、近隣ショッピングセンターに投資活動を行い、複合施設やショッピングセンターを所有する。

レゲット・アンド・プラット
レゲット・アンド・プラットは家庭用家具、商業用備品・部品のデザインと製造を行う。
マットレス内スプリング、ボックススプリング、ベッドフレーム、いす・ソファー用スプリング、マットレス・家具用布地製品などを製造するほか、商業用ショーケース、その他店舗内備品、オフィス家具部品、自動車座席用スプリング・部品、および鋼棒・鋼線などの工業原料を扱う。

リアルティ・インカム
リアルティ・インカムは、商業用不動産に投資する米国の不動産投資信託会社。
主に独立しているシングルテナントの物件を長期リースで取得。
さらに、さまざまな業界において複数のテナントに賃貸する物件ネットのポートフォリオを取得する。
米国の49州とプエルトリコに位置する物件を所有。ポートフォリオ全体の99.5%は、シングルテナントの物件である。

アムコア
アムコアは包装・パッケージ多国籍企業。
包装の企画、開発、制作、ソリューションサービスに従事。
軟包装、カプセル、パウチ、プラスチック容器、ボトル、フィルム、特殊強化ダンボールなどを取り扱う。
食品、飲料、医薬品、家庭用品、ペット用品、たばこ、医療機器など世界中に様々な分野の顧客を持つ。
(以上、YAHOOファイナンスより)

うーん、新鮮。

地合い柄現時点で金融関係の銘柄へ投資することには抵抗があるわけですが、増配を継続する銘柄は経済状況に関係なく結果を出し続けて来たことは確かでしょう。

何はともあれ本リストが皆さんの銘柄選びの参考になれば幸いです。

(本リストに基づく投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. ウィニングチケット より:

    おはようございます。

    やはり貴族、王のリストを見ていると
    心が安らぎます笑

    シェブロン、エクソンモービルは逆張りのタイミングなのでしょうが、ちょっとこの先の業容縮小、増配ストップ、恐怖の減配、悪夢の無配などのシナリオが怖くてこれ以上の買い増しは7

    • naobito より:

      ウィニングチケットさん
      ほんと心安らぎますよね~。
      やはり現在のエネルギー銘柄への投資は高リスク。
      よほどの覚悟がないと、といった感じでしょうかねー。

  2. ウィニングチケット より:

    躊躇しております。
    やはり、貴族、王の中でも時代の移り変わりの中で
    没落しかねないと考えております。

    この中では、安定して民の支持を得ている
    PG
    MMM
    KO
    PEP
    MCD
    など
    50年前も50年後も生活に必需である身近な
    モノ達がしぶとく生き残るのかなと感じております。

    あと、リストを拝見していて感じたのですが
    MOアルトリアやFMフィリップモリスは
    このリストには載らないんですね。

    気になったのでSP500銘柄リスト探してみました
    https://johoseiri.net/sp500/

    • naobito より:

      ウィニングチケットさん
      おっしゃるとおりで一口に配当貴族と言っても千差万別のわけで十分な注意が必要。
      そんな中でも書かれている銘柄達には安心感がありますよね。
      MO、PMは大元のフィリップモリスからアルトリアがスピンオフして2社に分かれているので連続増配の対象となっていないと推測しています。

  3. ひろー より:

    おはようございます。
    配当貴族にMKCもPEPもADPも入っているんですね〜。

    検査装置のAbbott(ABT)とかも入っているんですね。
    ちなみに、日本では健康保険の適用を受けるには検査装置についても認可が必要みたいですが、自由診療では別にいらないそうです。これは処方される薬剤でも同じですね。
    https://www.westcl.com/difference-insured-not-covered-by-insurance.html

    Abbottはこのコロナ騒動でもいち早く抗体検査キットを実用化しているので、気になっています。
    https://www.abbott.co.jp/media-center/press-releases/29-05-2020.html

    • naobito より:

      ひろーさん
      ABTはいいですよね。ごぞんじのとおり元々はアッヴィも含まれていたのですが、スピンオフしたという経緯があります。
      ただその後もどちらも増配を継続中。
      惜しむらくはABTの場合その人気の高さゆえ(予想PERは40倍を超えています)、配当利回りが1%台の低さ、ということでしょうか。

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