投資成功のヒント

「次は何を買おうかリスト(配当貴族銘柄編)」をアップデートしました。(2023年12月末時点) 皆さんの銘柄選びの参考になれば幸いです

定例の「次は何を買おうかリスト(配当貴族銘柄編)」のアップデートを行いました。

配当貴族銘柄とはご存じのとおり25年以上連続銘柄を続ける企業のこと。

そして取り上げた銘柄は、以下の基準を満たしている銘柄。

・S&P500銘柄

・25年以上連続増配継続

・時価総額30億ドル以上

・各四半期のリバランス日前の直近3ヶ月間の1日平均取引高が500万ドル以上であること。

まずこちらは配当利回り順のリストとなります。

トップ10の中で我々になじみのある銘柄と言えば、3M(スリーエム)、IBM、シェブロン(CVX)、アッヴィ(ABBV)、と言ったところでしょうか。

続いて紹介するのがこちらのリスト。

こちらはトータルリターン(10年)が市場平均(SP500)に連動する代表的なETFであるVanguard S&P 500 ETF(VOO)のトータルリターン12.07を超える銘柄のみをピックアップしています。

トータルリターンとは

トータルリターン(Total Return)とは、一定期間内に投資商品への投資から得られる総合収益を指します。

これにはキャピタルゲイン(譲渡益)だけでなく、再投資された分配金(インカムゲイン)などが含まれます。

こうした利益の合計額を投資コスト(購入価格)で割ってパーセンテージで表すことが多く、総収益率ともいいます。

トータルリターンは、投資信託の運用成績を表す際に用いられます。

分配金を全て再投資したと仮定し、ある一定期間の分配金込みの基準価額の騰落率を年率で表します。

(SMBC日興証券HPより)

全18銘柄を見るとやはり高配当と高成長は両立しない、というセオリーを垣間見ることのできるリストとなっていますが、唯一の例外が第8位で配当利回りが4.0%のアッヴィ(ABBV)。

ある意味(というか良い意味で)異常と言えるわけですが、アッヴィはいわゆる2023年の壁、つまり主力製品ヒュミラの米国での特許が切れた、ということで10月27日の2023年第3四半期決算発表において今期2023年通期予想を上方修正したとは言うものの、調整後1株利益が前期2022年の13.77ドルから約2割もの減益の11.19ドル~11.23ドルのレンジとしている点は注意が必要。

今期は引き続き我慢の年となると認識しています。

そんな訳あり銘柄のアッヴィ以外で利回りが3%を超えているのは相変わらず公益事業銘柄のネクステラ・エナジー(3.1%)のみとなっているわけで、やはりいいとこ取り、つまり、

25年以上連続増配を継続しつつ利回りが高いにもかかわらず株価も上昇している銘柄はなかなか存在しない。

という現実を表すリストとも言えるのではないでしょうか。

ただそんな中でもこうやって毎月リストを愚直にアップデートすることで、いつの日か2019年にアッヴィを初めて購入した時のように、連続増配+株価上昇+高利回りのいわゆる二兎取りならぬ三兎取り銘柄に新たに出会える日が来る、と信じています。

インカムゲイン銘柄のパフォーマンスが市場全体のそれに劣後することを否定する気は毛頭ありませんが、長きに渡り増配を継続してきた銘柄が投資家に安心感を与えていること、これだけは確かです。

何はともあれ本リストが皆さんの銘柄選びの参考になれば幸いです。

よろしければ応援クリックお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

POSTED COMMENT

  1. ヒック より:

    初コメントですが、いつもこっそり記事を楽しく拝見させていただいています。自分も配当重視で投資をしています。
    No.3のリアリティ・インカムをはじめ、最近景気循環の観点から不動産関係の株を買いたいのですが、自分が使っているSBI証券ですと軒並み米国不動産関連株は買えなくなっています。サクソバンクでは買えるようなのですが…。なおびとさんは不動産株を買える証券会社をお持ちでいらっしゃいますでしょうか。

    • naobito より:

      ヒックさん

      初コメント、またいつも読んでいただいているようでありがとうございます。
      励みになります。
      現在当方SBI証券と楽天証券に口座開設していますが不動産株の取り扱いは少ないですよね。
      かと言って不動産株購入のためにサクソバンクの口座を開くというのも。
      どうしても不動産、ということであればiシェアーズ 米国不動産 ETF(IYR)を買うというのも手ですが、これだと個別株の醍醐味(?)が失われてしまいますし。
      とお役に立てないコメントですみません。
      今回の回答に懲りず今後ともお読みいただければ大変ありがたいです。

  2. ヒック より:

    丁寧にお返事いただいて恐縮です。
    やはり不動産株の取り扱いは少ないですよね…。外国株式オプション取引にも興味はあるので、サクソバンクは興味はあるのですが、どうしても二の足を踏んでしまいます。
    なんとかアメリカン・タワーやリアルティ・インカムあたりを買いたいと思って、まだ比較的構成銘柄の保有率の高いETFのXLREを半年ちょっと前に買ったのですが、多くは知らない不動産株になってしまうので今ひとつだと感じているところです。
    ちなみに、ブラックロック個別株を結構な数持っているのに、IYRは知りませんでした(笑)XLREと構成銘柄もほぼ同じなようですし、次回買い増す時はこちらにしてみます。有用な情報ありがとうございました!

    • naobito より:

      ヒックさん
      おはようございます。
      当方逆にXLRE、ノーマークでした。すみません。
      今ざっと見比べているのですが、経費率がIYRの0.4%に対し0.09%、また分配利回りもXLREの方が現状高く、組み入れ上位5銘柄も比率こそ異なるものの同じですので、これらの点を考慮の上再度ご検討してみてください。
      不勉強にもかかわらず安易な勧め方をして申し訳ありませんでした。

  3. ヒック より:

    とんでもないです。
    経費率は見落としていました。調べてくださってありがとうございました。iシェアーズは経費率安いイメージがあったのですが、それなりにするのもあるのですねー。
    新NISA枠もあり、色々買いたい意欲はありますが為替や利下げ動向もよく分からず、いつ買うか悩ましいです。新NISAで初めて買ったRMR GroupAが早速急落してへこんでおります…。

    ご丁寧にご返信いただき、ありがとうございました。今後はまた時々コメントさせていただきますね。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です