投資成功のヒント

「次は何を買おうかリスト(連続増配20年以上-日本銘柄編)」をアップデートしました(2024年2月末時点)

早速ですが、新NISAでの購入銘柄検討のために1月から作成を開始した「次は何を買おうかリスト(連続増配20年以上-日本銘柄編)」のアップデートを行いました。

取り上げた銘柄は、連続増配年数が20年以上の銘柄。

2024年2月末時点の配当利回り順のリストが以下となります。

左から、銘柄名(コード)、連続増配年数、増配率(直近3年)、配当利回り、予想PER、PBR、株価となっており、連続増配年数が20年以上の銘柄の出典元は「ザイ・オンライン編集部 (2023年12月2日公開)」。

御覧のとおり配当利回り1位は前月に引き続き三菱HCキャピタル(8593)。

【特色】

三菱UFJグループ。日立キャピタルと21年4月統合。リース首位級。M&Aで海外展開加速

【連結事業】

カスタマー57(4)、海外地域18(9)、航空9(4)、ロジ6(13)、不動産5(14)、モビリティ3(7)、環境エネ2(24)【海外】33 <23・3>

【業種】

リース・消費者金融 時価総額順位 1/18社(会社四季報より)

直近の業績ですが、2月9日発表の2024年3月期第3四半期決算は増収(+1%)、減益(経常利益-4.9%、当期純利益-6.2%)だったものの通期予想は当期純利益3.2%増を据え置き。

直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比10.3%増の373億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の6.9%→7.7%に改善している。

そして現時点の予想PERは12.34倍、またPBRは0.89倍であり決して割高ではない。

またこの銘柄の場合株価が千円ちょっとで買いやすいというのも魅力の一つ。

2位は同じく利回り3%超えのKDDI。

直近の決算ですが、2月2日に発表した2024年3月期第3四半期決算はわずかながらではありますが増収(+2%)、増益(営業利益+0.4%、当期純利益+2.3%)。

そして通期予想利益はほぼ横ばい(営業利益+0.2%、当期純利益+0.1%)となっていますが、この銘柄の場合ちょっと注意が必要。

それが株主優待。

現在100株以上1,000株未満の株主に対し3,000円相当のカタログギフトが贈呈されているわけですが、これが2025年以降は100株以上を1年以上継続保有した株主のみにPontaポイント等の自社関連サービス特典を贈呈(1年以上5年未満継続保有の株主には2,000円相当、5年以上には3,000円相当)に変更となる。

これは実質的な改悪と言ってよい。

もちろん優待目当てオンリーの投資は本末転倒とも言えるわけですから、そこだけにこだわる必要はないのですが。

何はともあれ、本リストが皆様の銘柄選びの参考になれば幸いです。

(本リストを妄信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. ウィニングチケット より:

    おはようございます。
    KDDIのカタログ優待は毎年楽しみにしていたので、取りやめは残念です。オリックスもカタログ優待を取りやめ。
    カタログ優待の代名詞のオリックスとKDDIがともに取りやめになることに、時代の流れを感じます。
    優待ではなく、配当や自社株買いや本業の成長投資へと株主還元が変わっていく流れを感じます。

    • naobito より:

      ウィニングチケットさん

      おはようございます。
      当方もKDDIを購入対象として考えていただけにこの改悪は非常に残念です。
      ただこれも時代の流れ。
      米国株のように純粋に本業の成長や株主還元に傾注する時代が来るのかもしれませんね。

  2. そだお より:

    こんばんは

    過去記事コメンテーターの私としたことが、該当記事を見つけることが出来ませんでしたので、ここにコメントさせていただきます。

    ウィニングチケットさん、田中精密(7218)急騰おめでとうございます。
    私も少し乗らさせてもらっています。さすがの銘柄分析です。

    高配当や連続増配銘柄だけでなく、優待銘柄や成長銘柄も登場してくるこのサイトは本当にためになるサイトです。
    ありがとうございます。

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