銘柄研究

オリックスの株主通信で知ったインカムゲイン投資家にとって重要な事実とは

総合金融サービスを提供するオリックス(8591)ですが、自己株買いの実施とその取得状況について旧ブログでご紹介しました。

http://blog.damesara.boo.jp/?eid=1233827

今回この銘柄についてインカムゲイン投資家にとって重要な事実を発見してしまいました。

それが配当。

今期の配当についてはすでに10月28日に発表した「剰余金配当(中間配当)および期末配当予想に関するお知らせ」では以下のとおり説明がされていました。

 

2.2020 年 3 月期期末配当予想の内容

1 株当たりの期末配当金の予想額は 41 円といたします。

当社は、配当性向 30%を目安としておりましたが、業績に応じた利益還元と安定的な配当の両立を図るため、今期の配当につきましては、配当性向 30%若しくは 1 株当たり通期配当 金 76 円のいずれか高い方を採用し、通期の配当額を決定することにいたしました。
当社は今後も、利益成長に向けた積極的な投資機会の獲得と安定的かつ継続的な配当との 最適なバランスを重視したうえで、配当を実施してまいります。


ということで、中間配当の35円と合わせ年間配当予想は76円。

つまり現段階では前年と同額、つまり増配率はゼロ。

という理解だったわけです。

ところが自宅に届いていた第2四半期の株主通信を何気なく読んでいたところある重要な事実が。

それが以下。

株主還元を強化。2020年3月期の自社株買いの実施と下限配当額を発表。

株主還元強化として、配当の下限設定と機動的な自社株買いを検討していきます。

2019年11月より1000億円をを上限として自社株を取得予定です。

また、2020年3月期は、通期配当額76円を下限に設定します


そう、76円というのは下限値だった。


つまり減配なしが保証されていたというわけです。


「いやいや、保証されたいたといっても最悪増配なしってことでしょ?」


って言われるかもしれませんが、当方日本銘柄に関しては米国優良銘柄のように


増配して当たり前。


とは決して思っていません。


だから減配なしが確定。

というだけでなぜかうれしい、非常に得した気分。

になってしまう。


これ、日米銘柄双方を保有しているインカムゲイン投資家であればきっとわかっていただけるかと。


以上、ご参考まで。

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POSTED COMMENT

  1. ウィニングチケット より:

    こんばんわ。

    おー、オリックス株主にとっての素晴らしい情報ありがとうございます。
    配当下限設定とは味ですね

    今、現在我が家のメイン投資先です(⌒‐⌒)

    • naobito より:

      ウィニングチケットさん
      おはようございます。
      おー、メイン投資先でしたか。
      であれば今期は安心して眠れそうですね!

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