銘柄研究

2023年も残りわずか、ということで「損出し」しました

早いもので2023年も残りわずか。

となるとそろそろ確定申告を意識した行動を取らねばなりません。

確定申告と言えば言うまでもなく1年間の税金を確定させる作業。

当たり前の話ですが、支払う税金、さらに言えば健康保険料は少なければ少ない程良い。

そして支払う税金等を減らす作業、と言えば、

そう、「損出し」。

「損出し」とは、配当金や株式取引で利益が出ている場合、手持ちの損をしている株式をあえて売却して損失を確定させることで利益と相殺し、支払う税金を少なく抑えるという方法。

いわゆる譲渡損失との損益通算。

インカムゲイン長期投資家の当方の場合、株を売却することはめったにありませんが、今年はIBMを今後の増配に期待ができなくなったことから売却しています。

その結果、売却益が出(てしまっ)た。

ということで、損出しを実施。

売却したのは購入以降どっぷり含み損状態(汗)のスリーエム(MMM)。

ただすでにリタイアし、収入がほぼ配当収入のみの当方にとって5%を超える配当利回りはやはり魅力的。

ということで買い戻しを実施する予定です。

蛇足ながら損益通算する場合、売却後の買戻しにあたっては買戻しの時期に若干注意が必要。

当日買戻ししなければ問題ないという意見もありますが、翌日でも節税目的の売買はダメ、という意見もあるようです。

(損出しの目的化はくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. なぁも より:

    いつも為になる記事をありがとありがとうございます。
    私も損だしの為に3Mをすべて売却したのですが、買い戻しはスピンオフ後がいいと思いますか?
    一般口座に払い戻されるのが嫌いです。

    • naobito より:

      なぁもさん

      おはようございます。いつも読んでいただいているようでありがとうございます。
      ご質問の件ですが、当方は一般口座で運用しているのでこの件で悩むことはないのですが、保有株を売却した場合自身で確定申告を行う必要があるわけで管理が面倒ですものね。わかります。
      なのでどうしても嫌であればスピンオフを待つのも一手かと思います。
      買戻しまでの期間の株価は神のみぞ知るところなので我々がコントロールできるものではありませんし。
      あまりお役に立てる回答でなく申し訳ありません。

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