配当

フィリップ モリスが2.4%増配のお知らせをリリース

たばこ銘柄のフィリップ モリス(PM)が現地時間の9月13日に配当のお知らせをリリースしました。

フィリップ モリスの増配タイミングは10月支払い時、ということでまさに今回が増配タイミング。

この銘柄の過去の年間増配率(支払日ベース)は以下のとおりとなっており、昨年は3.5%の増配となっています。

直近の業績ですが第2四半期決算は前年同期比で増収増益(調整後1株利益ベース)、そして以下のとおり売上、利益ともにアナリスト予想を上回っています。

また2023年の調整後1株利益の通期予想は以下のとおり今回6.13~6.22ドルと前回予想の6.10~6.22ドル対して下限値を若干引き上げています。

と前置きが長くなりましたが開示内容は以下のとおり。

・フィリップ・モリス・インターナショナル・インク(PM)の取締役会は、同社の四半期配当を2.4%増額し、1株当たり年間5.20ドルとした。

・新しい四半期配当は1株当たり1.27ドルから1.30ドルとなり、2023年9月27日現在の株主名簿上の株主に対し2023年10月12日に支払われる。権利落ち日は2023年9月26日。

うーん、微妙。

過去の四半期配当の増配率は以下のとおりとなっており、2019年以降は5%を下回る増配率が続いている状況。

2018年:6.5%

2019年:2.6%

2020年:2.6%

2021年:4.2%

2022年:1.6%

ただ、当方保有を継続します。

その理由ですが、「定期預金的銘柄」というこの銘柄の役割。

昨年の実質配当利回り(配当収入÷購入価額)が6.7%に達しているこの銘柄。

増配を継続していればよしとします。

(結局健康被害からは逃れられない銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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