配当

アッヴィより配当受領 ある意味リスキーなこの銘柄の買い増しを続けた合理的理由

2月17日、研究開発型バイオ医薬品企業(なっ、長い)のアッヴィ(ABBV)からの配当を受領しました。

この銘柄の増配タイミングは2月支払い時ですからすでに発表のとおり、今回は前回の1株当たり1.07ドルから1.18ドルと約10.3%の増配となっています。

まだまだ認知度が低い銘柄、ということで念のため企業概要のおさらいから。

企業概要

アッヴィは米国の研究開発型バイオ医薬品企業。

主にC型肝炎、神経学、免疫学、腫瘍学、慢性腎疾患および女性の疾患などの分野における医薬品の開発に取り組む。

アボット・ラボラトリーズの研究開発医薬品部門の分離独立に伴い2013年度に設立。

主力製品はリウマチ性関節炎や乾癬治療薬「ヒュミラ」など。本社はイリノイ州ノース・シカゴ。

(YAHOOファイナンスより)

この銘柄を初めて購入したのは2019年の3月。

御覧のとおり直近の営業キャッシュフローマージンは文句なし。

そして増配率は驚異的。

さらに購入検討時の配当利回りも5%を大きく超えていた。

ということで一見何の問題もない、というかなぜ今まで買わなかったのか?

と言いたくなるような数字。

しかし世の中そんなに甘くない。

実は近い将来を見た場合、現在売上の約6割近くを占める主力製品ヒュミラの特許切れによる業績低迷の恐れを考慮しないわけにはいきませんでした。

この点が最後までひっかかり悩みましたが、最終的には投資額が少額であり、時価総額の1%にも満たないことから購入を決断したのでした。

さらにその後製薬大手アラガンを630憶ドル(6兆7千億円)で買収すると発表、その巨額投資に疑問符がつきその後株価は下落。

にもかかわらず以下のとおり当方ひたすらこの銘柄の買い増しを続けました。

ヒュミラにおんぶにだっこの上に巨額買収までしたこの銘柄をこれだけ買い増しして大丈夫?

との心配の声が上がりそうですが、実は買い増し後でも全体に占める割合はいまだ4%程度。

たとえ万が一のことがあったとしても

その傷は浅い。

と考えているところです。

(投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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