決算発表

フィリップ・モリスの2026年第3四半期決算 実績〇、対市場予想〇、通期見通し△=保有継続

たばこ銘柄のフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)が現地時間の10月21日に2026年第3四半期決算を発表しました。

まず会計基準ベースの数字は以下のとおり。

売上は前年同期比で5.5%の増収。

これを製品別で見ると数量ベースでは紙巻きたばこは横ばいだったものの、無煙たばこが2.7%増となり、さらに値上げ等により以下のとおりそれぞれ前年同期比6.4%増、3.6%増となっています。

続いて利益ですが、1株利益は会計基準ベースでは前年同期の2.23ドルに対し2.12ドルと4.9%減となっていますが、これは主に保有する株式の公正価値評価(特殊要因)によるものであり、無形資産の償却等を含む特殊要因を除いた調整後1株利益は、値上げ等により前年同期の2.24ドルに対して2.36ドルと5.4%増となっています。

そしてアナリスト予想との比較ですが、売上、調整後1株利益ともに若干ですが予想を上回っています。

最後に注目の今期2026年の調整後1株利益の通期見通しは、為替分を反映し前回見通しを引き上げましたが、中東およびウクライナでの紛争による圧力が高まっていることから予想範囲の中間から下半分に収まるとの見通しを示し、為替の影響を除く調整後1株利益は前回見通しの8.11ドル~8.26ドル(前期比:+7.5%~+9.5%)を据え置いています。

以上、イラン戦争に関連するエネルギーコストの上昇により前回第2四半期と比較し増収増益幅が減少したことは懸念事項ではありますが、この銘柄の素晴らしいところはじり貧の紙巻きたばこに代わり加熱式たばこを含む無煙たばこが順調に成長していることであり、売上全体に占める割合は加熱式たばこアイコス(IQOS)の好調な販売等により42%と4割を超えています。

ということで、実績〇、対市場予想〇、通期見通し△=保有継続です。

(何やかや言っても健康被害を避けて通れない銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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