全米に2,000以上の店舗を展開するアメリカ最大のディスカウントストアチェーンのターゲット(TGT)が現地時間の8月19日に2026年第2四半期決算を発表しました。
ターゲット(Target Corp)は、店舗及びデジタルチャネルを通じて、顧客に商品を販売する総合商品小売業者である。
【事業内容】
顧客に日用品とファッショナブルで差別化された商品を割引価格で提供する。
大半の店舗では、雑貨と食品を幅広く取り揃える。
商品のカテゴリーには、衣料品・アクセサリー、美容・家庭用品、食品・飲料、ハードライン、及び家庭用家具・装飾品が含まれる。
ほとんどの店舗は、17万平方フィート以上の広さがあり、従来のスーパーマーケットに匹敵する多様な雑貨と食品のフルラインを提供する。
デジタルチャネルでは、店舗で販売される多くの商品に加え、自営及び第三者が販売する補完的な品揃えを含む多様な商品と食品の品揃えを提供する。
ブランドには、「A New Day」、「Ava & Viv」、「Cloud Island」、「Favorite Day」等がある。
約2000の店舗と「Target.com」でサービスを提供する。(SBI証券より)
概要は以下のとおり。
売上は前年同期比で5.3%の増収。尚、既存店売上(デジタル売上を含む)は店舗の既存店売上が2.7%増、デジタルの既存店売上が8.7%増と好調で、1人当たりの購入額はほぼ横ばいだったものの来店客数が3.6%増加し、全体では3.8%増を記録。
次に利益は、会計基準ベースの1株利益、調整後1株利益共に前年同期の2.05ドルに対し4.11ドルと2倍以上の100.3%増となっていますが、これは主に関税還付によるものであり、関税還付(約10億ドル、1.65ドル)分を除いた会計基準ベース及び調整後1株利益は2.46ドルと前年同期比で20%増となっています。
そしてアナリスト予想との比較では以下のとおり売上、調整後1株利益ともに予想を上回っており、特に利益は関税還付により大きく上振れていますが、還付分の1.65ドル分を除いても2.46ドルと予想を上回っています。
最後に注目の今期2026年の通期見通しですが、以下のとおり既存店売上高、1株利益、調整後1株利益すべてにおいて前回見通しを引き上げており、利益については関税還付分(1.65ドル)を除いた場合でも前回見通し(7.50ドル~8.50ドル)から0.75ドルの増加となっています。
以上、第2四半期は関税還付という強力な追い風により大幅な増益となり、通期見通しを引き上げたわけですが、売上も通期見通しを引き上げており、関税の影響を除外しても1株利益は上振れているわけで、1万品目以上の値下げや商品ラインナップの刷新に向けた取り組みが引き続き成果を上げており、新CEOマイケル・フィデルケ氏の事業再生計画が着実に根付きつつあることを示唆していると言えるでしょう。
ということで、
実績〇 対市場予想〇 通期見通し〇=保有継続
です。
(55年という連続増配年数のみを妄信しての 投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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