配当

アッヴィより配当受領 主力製品特許切れでも保有を継続する理由

2月16日に研究開発型バイオ医薬品企業のアッヴィ(ABBV)からの配当を受領しました。

この銘柄の増配タイミングは今回2月支払い時であり、すでに公表されているとおり前回の1株当たり1.48ドルから4.7%増配の1.55ドルの配当支払となっています。

直近の業績ですが、2月2日にリリースされた2023年第4四半期決算は以下のとおり前年同期比で減収減益。

もちろんその最大の理由は主力製品であるヒュミラが米国(国内)で特許切れとなり他社後発薬の販売が開始されたため。

但しアナリスト予想との比較では、以下のとおり売上は予想を上回り、調整後1株利益は予想と一致しています。

そして注目の2024年通期予想(調整後1株利益)は、以下のとおり前期2023年実績の11.11ドルに対し11.05ドル~11.25ドル(※仕掛研究開発費およびマイルストーン費用は含まず)としています。

以上、主力製品ヒュミラの売上減少の影響は大きく、今年も厳しい業績が予想されるこの銘柄ですが保有を継続します。

その理由ですが、

・スキリージとリンヴォックが好調を維持していること。

・さらに今回両売上の2027年の見通しを約60億ドル上方修正し、270億ドル以上としたこと。

・リチャード・ゴンザレス最高経営責任者(CEO)が、2024年には「ヒュミラによる影響を完全に吸収し、事業収益が緩やかに成長する態勢が整っている。2025年にはより力強い成長に戻る。」とコメントしたこと。

ということで、当初の想定どおり昨年、今年は我慢の年、2025年からの巻き返しに期待しているところです。

(「2023年の壁」問題に突入して主力製品の売上が減少を続けている銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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