12月11日にIBMからの配当を受領しました。
IBMの場合増配タイミングは6月支払い時、ということで今回も前回同様1株当たり1.67ドルの配当となっています。
直近の業績ですが、10月23日に発表した2024年第3四半期決算は、前年同月比で増収(+1.5%)、増益(+4.5% ー 調整後1株利益ベース)
そしてアナリスト予想との比較では、以下のとおり売上は予想を下回ったものの、調整後1株利益は予想を上回っています。
また今期2024年の通期予想は、第4四半期の売上成長率(為替の影響を除く)はソフトウェア事業が引き続き好調で、第3四半期と同様の成長を見込み、以下のとおりフリー・キャッシュ・フローは120億ドル以上と前回予想を維持しています。
今年の1セント増配で残念ながら2021年以降連続で四半期ベースで1セント(0.6%)増配を継続中の銘柄。
IBMと言えば買収。
現CEOのアービンド・クリシュナ(Arvind Krishna)が2020年4月にCEOに就任して以降、実に40社以上を買収している。
今年も4月には米ソフトウェア会社ハシコープ(HashiCorp, Inc.)を1株当たり現金35ドル、総額64億ドルで買収する意向であることを発表(買収は2024年末までに完了する予定。)
さらに5月には日本市場におけるAmazon Web Services(AWS)事業の拡大を狙い、初めての日本企業買収となる、AWSの環境構築などを手掛ける日本企業スカイアーチネットワークスを買収する最終契約を締結したと発表しています。
つまり株主還元よりも成長を重視した政策へと完全に移行したわけですが、方向性は決して間違っていないと思いますので、(たとえ渋ちん増配でも)増配を続ける限り保有を継続します。
(将来の成長にフル舵を切っている銘柄への増配目当ての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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