配当

サザンが配当のお知らせをリリース 70年以上減配ナシのこの銘柄に感じる一抹の不安とは?

公益事業銘柄のサザン(SO)が現地時間の7月20日に配当のお知らせをリリースしました。

サザンと言われてもピンと来ない方もいらっしゃるかもしれませんので、まずは会社概要から。

企業概要

サザンは公益事業持株会社。

子会社を通じて、3つの州の電気事業会社、4つの州の天然ガス配給会社、全米の卸売顧客にサービスを提供する競争力のある発電会社、大手分散エネルギーインフラストラクチャー会社、光ファイバーネットワーク、及び通信を通じて900万人の顧客にサービスを提供している。

原子力発電所、水力発電所、化石燃料発電所、複合サイクル・コジェネレーション発電所を所有、運営する。

また1世紀以上に渡ってエネルギーの未来を築き、無炭素原子力、先進的な炭素回収技術、天然ガス、再生可能エネルギー、エネルギー効率と貯蔵技術を含むエネルギー資源の完全なポートフォリオを開発。

さらに革新と低炭素の未来への業界をリードするという意志を通じて、顧客とコミュニティが成長と繁栄を促進するために必要なカスタマイズされたエネルギーソリューションを開発。

(YAHOOファイナンス及び会社HPより)

お知らせの内容ですが、8月17日時点の株主に対し1株当たり配当0.64ドルを9月8日に支払う、というもの。

この会社の通常の増配タイミングは6月の支払い時、ということで今回も前回と同額の配当となっています。

その配当ですが、この銘柄の素晴らしいのは以下のとおり毎期判で押したように3%台をキープしている増配率。

そう、公益事業の強みである抜群の安定感。

しかも現在まで70年以上の長きに渡り一度も減配をしたことがない、という事実。

現在のような新型コロナウィルス流行によって明日はどうなるか?といった不安感で一杯の状況下、これほどの安心感はありません。

しかし当方、一抹の不安を感じております。

その理由がこちら。

こちらは2015年以降の有利子負債残高の推移をグラフにしたものですが、御覧のとおりその残高が2015年に比べ大幅に増加している状況となっているのです。

そしてそれに伴い、財務の安定性を示す有利負債営業キャッシュフロー倍率が悪化、高止まりしている。

有利子負債営業キャッシュフロー倍率とは、簡単に言えば今ある借金を毎年の稼ぐ力で何年で返済できるか?という数字(年数)であり、数字が少なければ少ないほど返済能力が高い、つまり財務的に安定しているということになります。

<計算式>

有利子負債営業キャッシュフロー倍率=有利子負債÷営業キャッシュフロー

公益事業銘柄が新たな施設の建設を含め多額の設備投資を必要とするのは当たり前。

ましてやこの銘柄は現在原子力発電所建設の真っ最中、という事情がある。

とは言うものの、平時であればまだしも、新型コロナウィルス流行によってある意味異常な経済環境下、小心者の当方としてはやはり借入を増やしているのはどうも気になる。

この心配が杞憂に終わることを心から願っています。

(借入が大幅に増加している銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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